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【猫】大嫌いな通院で、おもしろ体験!?

こんにちは。
ラグドールのシフォンと暮らしている、みかんです。

猫も、人間と同じように、小さい頃は体調を崩しやすいものです。
シフォンは、1歳頃までは頻繁に病院へ行っていました。
通院は、猫にすごくストレスがかかることだと感じています。

今回は、シフォンの大嫌いな通院の出来事について、お話します。

結膜炎のときのシフォン
体調の悪さが、表情から伝わってきます

幼いころ、シフォンは、結膜炎や尿路結石を患い、また、去勢手術も行ったため、頻繁に、通院していました。

通院するときは、ペット用のバッグに入ってもらい、安全な状態で外出します。
バッグは、足元がグラつかないような作りで、
中から外の様子を見ることができます。

通院時の体験

この日は、初めての通院。

カバンに入ってもらい、病院へ出発しました。
病院は、家から徒歩15分程度でしたので、歩いて行きました。

シフォンは、家を出たことに不安な様子で、
始めのうちは、「にゃーん」と、
か細く、高い声で鳴いていました。

私は、落ち着いてもらうため、
声をかけたり、バッグの上から頭を撫でてあげていました。

ですがその甲斐なく、しばらくすると小さな声で
「うぉおん?」
と、猫とは思えない、とても低い声で鳴きました。
初めてそのような声を出したからか、
シフォン自身も、自分の声に驚いているという、
戸惑いのある鳴き方でした笑

何度か鳴くうちに、この声に自信をつけたのか、
数分後には、
「うぉおおおおおおおおん!!!!」
という、まるでテノール歌手のように低く、
響き渡るような、自信たっぷりな声で鳴きだしたのです。
そして、10秒に1回くらいのペースで、この声で鳴き続けるのです・・。

狭くて暗いカバンの中。初めて聞く信号の音や、
初めて嗅ぐ外のにおい、すれ違う人の話し声や気配。
「これからぼくは、どこに連れていかれるの?」
と不安で戸惑ったのでしょうね。

ですが、戸惑っているのは、私も同じです笑

なんでそんな「獣」みたいな声で鳴くの・・?
いや、猫だって獣だけど・・。
どこから、そんな「ベテランのテノール歌手」みたいな、低くて野太い声が出ているの・・。

病院から、帰るときも、その鳴き声は健在で、
「うぉおおおおおおおおん!」
と、街を響かせていました。

すれ違った人は、皆、キョロキョロとしていました。
おそらく、どこから、何が発せられているのか探していたのでしょう。

そして、発生源が猫だと分かると微笑んでくれたり・・
いや、“微笑む”ではなく、
“失笑する”、“虚をつかれて笑う”が正しかったでしょうか笑

通院する度、このような状態が続きましたので、
もう徒歩ではなく、タクシーで行くことにしました。シフォンの精神的にも、その方がよさそうだと判断しました。タクシーの中では、比較的おとなしくしてくれるので、ほっとしております。


もうすぐシフォンは、6歳になります。
ここ何年かは、病気にかかることなく、健康に過ごせています。
ですので、「幼いころは、よく病気になって通院をしていたな」と、思い出します。

飼い主としては、可愛い猫が病に苦しんでいる姿に胸を痛めますし、また、治療費もかかるし、大変ですよね。

猫としても、通院はストレスの大きい、一大イベントです。

シフォンは、このような異様な声を出しましたが、皆さんの猫ちゃんはどうでしょうか?

読んでいただき、ありがとうございました。

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