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愛しのペット

どうも~ちえりです。
タイトルからして、業界の人はドキドキしちゃいますね。
私もドキドキしますよ。

さて、読み進めている書籍を紹介します。

「愛しのペット(獣姦の博物誌)」
工作舎  2000.6
ミダス・デッケルス著
伴田良輔監修
堀千恵子訳

この内容は嫌悪する人がいると思いますが、身近なテーマだと考えています。
飼っていたペットから愛情を向けられたことは?動物園やふれあいカフェで感じたことは?神話や過去の出来事を用いて、動物と人間はどこから、愛の線引きをされるのか見どころのある1冊だと感じます。

概要

誰もがあえて避けてきた「禁断の領域=獣姦」。
案内人はオランダの人気生物学者。
人間と動物とのエロティックな関係のベールを剥ぎ、異種間の性衝動に対する人間の奇妙な性衝動の秘密を解き明かす。肉体、精神、法律などのあらゆる面から獣姦を分析し、宗教や神話、芸術や文学、ポルノや広告表現まで俎上にのせる、まさに獣姦百科。
はたして愛は種の壁を超えことができるのか?
古今東西の獣姦図版88点収録、伴田良輔書き下ろし解説つき。

~~~目次・内容について~~~


・古代・中世では獣姦は日常的?!
・あなたは「猿人」とできるか?
・むかつくほど好色なオランウータン
・サル学者に女性が多いのはなぜか?
・動物はどんな気持ちなのか?
・交尾好きのボノボとならぴったり?
・ミルクがお好き?乳首がお好き?
・吸血は獣姦のはじまり?
・獣姦は法律違反か?
・もっとも人気がある獣姦は?
・愛犬におぼれる女性たち
・獣姦者は性倒錯者か?
・愛さえあれば獣姦は変じゃない
・みだらな考えは性器に勝る
・性欲ではサルにはかなわない
・一物を見て見ぬふりする愛犬家
・人間はなぜ動物を去勢するのか?
・愛は種の壁を超える

「ズーフィリア」(動物性愛)?

動物に性愛感情を抱くこと。

空想上の動物(人魚やペガサス、ドラゴン、龍、吸血鬼、狼人間)と脳内で恋愛したことはある。私にとって根深いテーマでもある。吸血鬼好き、ケモナーなどの異種族恋愛も通ずるジャンルである。

声を大にして言いたい。
私は人外好きである(コスプレ写真は後日上げたい)。

過去に「聖なるズー」という書籍を読んで、犬や馬を生涯のパートナーに選んだ人達がいる。必ずしも性行為が必要か、それは関係なく、純粋に愛している。パートナーには無理をしない、ありのままの姿を愛していた。言葉や表情が人間より乏しくても、ボディーランゲージで彼らは愛情表現をしてくれる。

また家畜などの動物は身近であり、人間より世話をする分、長く過ごす時間が多かった。

婚前性交渉がルール違反とされていた時代、どこに欲を向けたらよいのだろうか。身近には馬、牛、羊、ロバ、鶏がいたに違いない。年頃の男たちは納屋に入り浸って、欲の発散をする事が多かったみたい。

・獣姦は生物学上のタブーで、本能にインプットされている(異種族間の性交渉は子孫繁栄をさまたげる)
・獣姦は秘めたる衝動(性的逸脱)として、昔から多くの人が持っていた欲望である

日本でも、葛飾北斎のタコの春画やエイを用いた春画、ギリシャ神話は、ゼウスが動物に変身して好みの女性に夜這いをかけた話もある。芸術の世界で獣姦はメジャーなモチーフだった。つまり、動物を性的に愛する人は、太古の昔から一定数存在し続けている。

動物は性的同意が基本的にできない。人間側のレイプになってしまう反面、人間女性がオス犬やゴリラにレイプ(身体をまさぐられる)されることもある。

私の経験としては、飼っていたラブラドールレトリバーのオス犬に腰を振られ、太ももに射精された事がある。気持ち悪いとは思わず、愛しかった。

私がSMプレイをするうえで、まだ意思疎通を取れる人間同士のやりとりだからこそ、もっと愛を感じられる時間づくりをしたいと、いつもプレイしながら考えている。


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