うまい棒が天にそびえる

休みの今日、子どもを見送ったら、そのまま家を出て公園に行った。

お馴染みの公園につくと弁天様に手を合わせて、神妙な気持ちになってみたりならなかったり。だけど、お賽銭を入れてとりあえず野望について祈願しておいた。

東の空に、のぼりかけの朝日がまぶしい。樹木の隙間は清麗とした空気が気持ちいい。

久しぶりに歩いた公園の道をすっかり健やかになった気持ちでのんびり歩いていると、突然左斜め向かいに異形の怪が目に入った。

その大きさたるや、30メートルもあるだろうか、まるで天にそびえるうまい棒！いろんなフレーバーをまとった、棒状の有名なスナック菓子のあれだ！ほら！

無難にコーン味かな。うまそう。

そして、また公園を出て、腰の牽引のために整形外科のクリニックに向かう途中、また自然に潜む異形の怪を見つけた！動き出したら飲み込まれそうだ！ほら！

もっこりと育った植物、夜な夜なズズッ、ズズッとゆっくり動いて徘徊するんだよ。そのもっこりした身体のなかから黒い目を光らせて。

こうやって、ひとつずつキャラクターつくっていったら面白いなー。

楽しい朝のお散歩の話でした。