enPiT筑波大の小ネタ:実況チャット
これは、enPiTアドベントカレンダー3日目の記事です。
思いつきで急遽入れたので、小ネタです。
enPiTとはなんなのか、enPiT筑波大ではどんなことをやっているのかは、すだめ君の素敵な記事があるのでそちらをお読みください。
あ、ちなみに私はenPiT筑波大で教員やってます。
で、今回のネタは、実況チャットの話。
オンラインでは質問がしにくい
今年は全面オンラインでやっているわけですが、チーム内でのコミュニケーションは(各チーム試行錯誤ながら)だいぶこなれてきています(前の投稿を参照)。ただし、オンラインで特に難しいと感じているのが、レビューや発表、ゲスト講義、そしてそれに伴う質疑応答。思うところがあったり質問があっても、オンラインだと全員の前で喋ることになっちゃうので躊躇するようです。なのでフィードバックが対面授業に増して出にくい。
そんな時、学生メンターさん(去年のenPiT修了生がメンターとして関わってくれている)が作ってくれたslackの実況チャンネルが大活躍してます。
というわけで、実況チャンネルを使ってこれはいいなと思った進め方を書いておこうかと。
参加者
とにかく、なんでも呟く。どんなにしょーもないことでも関係ないことでも、頭に少しでも思い浮かんだことを書く。「うむ」って思った言葉をそのまま書く。あと他の人の呟きに「それな」を連発するだけでもいい。わからなかったらわからないと書いたらきっと誰かがフォローしてくれる。さっきのところ聞いてなかったと書いたら多分誰かがフォローしてくれる。そんな気持ちで気軽に書く。
ファシリテータ
参加者の呟きをとにかくまとめとく。質問ぽいことをなどを拾っとく。質問になりそうなことを膨らませるような問いかけを書いたりしとく。で、質問の時間には「質問ありませんか?」ではなくて、ファシリテータが拾った質問をまずは投げる。
(これは実況でめっちゃ盛り上がってもいざ質疑応答の時にシーンとなることがあるので最近やってみている)
オンラインで聴講者からのフィードバックを得るにはこの形式がいいんじゃないかなーと思ってます。
なんでこの記事を書いたか
12/5にenPiT筑波大ではロングレビューの会というのをやります。そこで活用するためです。
ロングレビューの会は月1回開催しているレビューで、毎回のスプリントレビュー(5分程度)とは別に1チーム30分くらいでじっくりプロダクトをみんなで使ったり議論をしたり、先のことを話したりします。
これは基本対面なのですが、遠隔希望の学生もいるため基本ハイブリッドに。その時に全ての学生が対等に参加してもらえるように、発表時のフィードバックはみんな実況チャットにしようと考えてます。
こんな使い方をするんで積極的に実況してね(受講生の皆さん)
次回はt-Hidaka君が12/5に「半年間メンターをやって思うこと。」を書いてくれるそうです。楽しみ!