”きゅん”を選ぶ。
日本帰国にあたり
部屋の整理をしていて、
最近はよく、ものを捨てたり、
人にあげたり、売ったりしている。
日本人の後輩にだいぶあげたけど、
まだいろいろある。
今日は片付けしてたら、
「Nintendo2DS Pokemon OMEGA」
が出てきた。
7、8年前に元カレにもらったもの。
わたしはポケモン世代で、
金銀までは真剣にやったけど、
特別ゲームが好きなわけではないし…
金銀以降のポケモン達には興味ないし…
もっとロマンチックなものを
プレゼントできなかったのかなって、
もらった瞬間に思ってしまったのを、
思い出して笑った(笑)
彼とは兄弟みたいな感覚で、
恋愛じゃないねといって別れたけど、
実は今では大親友。
わたしがいなくなるのを、
心底1番悲しんでるのは彼です(笑)
それは置いといて、
捨てるのは簡単なんだけど、
オーストリアにはwillhabenという
メルカリみたいなアプリがあって、
ものを売ったり買ったり、あげたりできる。
直接、家まで取りに来てもらうスタイルが一般的。
7年前くらいのものだし、
わたしには不必要で価値が無かったので、
”無料”というフダをつけて載せた。
すると…
載せてから5分以内に、
50件以上のメッセージ。
ぴこん、ぴこん、
どんどん来る…!!!!!
え、2DSてそんなみんな欲しいの??
メッセージの量にビビる。
「まだある?」とか
「欲しい!明日取りに行ける!」とか
そんな簡素なメッセージだらけだったけど、
特に、2つのメッセージが目に留まった。
1つは、
Pさん(男性)
「お金を払うので俺を選んでくれ!」
すごい量のメッセージを
私がもらってるのを見越してるようで、
こやつ、アプリ慣れしてるな。
もう1つは、
Lさん(女性)
「最近、姪っ子に落ち込むことがあって、
もし彼女にあげれたらとっても嬉しいの。」
もともと、
このゲームが誰かこどもの手に渡ったらいいなぁ♪
って思っていたから、
Lさんのメッセージに1番キュンとした。
一方、男性のPさんは、
私が返信してないにも関わらず、
10ユーロから始まって、
どんどん値段を釣り上げてくる。
15ならどうだ、20か?
25は?
と、30ユーロまで上げてきた。
そんなに欲しいのか!?
30ユーロは日本円で4000円くらいなので、
レストランでおいしいもの食べれる♪
ワンピース買える♪
って、一瞬思ったけど、
全然キュンとしなかった。
私は陰気なゲームオタクにあげるより
(知らないけどw)
やっぱりこどもにあげたい。
あと、
普段なら基本的に、
1番にメッセージしてくれた人にあげる。
Lさんは8番目くらいだったから、
いつもの”決まり”は守らないことになる。
だから1番のりにメッセージくれた人には、
ちょっと悪いなって思った。
けど、
大事なのは、
どんな時も、
自分の心が1番喜ぶことを、
なるべくチョイスする。
ということ。
それは、”決まり”とか”基本”とか、
”人にどう思われるか”より、
大事。
なぜなら、
自分が幸せであるから、
人を幸せにできる。
自分が愛で満たされてるから、
人を愛せる。
だから常に、
自分の気分がいいこと、
心地いいことをすることが、
まわりをハッピーにできる秘訣だな、
と思います。
明日Lさんは午前9時に来ることになりました♪
わたしの持ってる、
わたしには不必要なゲームが、
その子の元気になる小さなきっかけになるなら、
本当に嬉しいっ!!
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