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マイナスの感情を認めるって何?
頭ではなんとなくわかるけど、ずっと実感できないでいたこと。
「マイナスの感情を認める(向き合う)」「自分を大切にする」「常にポジティブ思考」など、「自分の内面」に関わること。
大事だよ、と色んな人が言うし、たしかにそれは大事な気がする。
でも、イマイチわからないまま(または分かった気になったまま)ここまできた。
特に「成功するには前向き思考!」みたいによく言われるけど、落ち込んでるときにすぐ前向きになれないとダメなんじゃないかと息苦しい。
しかし。それが先日、突然、全部つながった。
3つの段階
1、マイナスを認める
2、距離感を考える
3、プラスに整える
を経てつながったので、忘れないように順にメモ。
◇
1、マイナスを認める
誰もが経験する通り、マイナスの感情は突然やってくる。悲しみ、嫉妬、怒り…。その時の感情を後々ふと思い出すこともある。
その時はきっと、
ほんとは相手に「こうしてほしかった」。でも、我慢した。
ほんとは自分で「こうしたかった」。でも、我慢した。
我慢できずに、感情が溢れてぶちまけて後悔することもある。
我慢できたor溢れた、のいずれにせよ、思い返せば「してほしかったこと」と「したかったこと」がセットになっている。
ほんとは相手に気づいて欲しい。
私は、ほんとはそうしたい。
…それぞれに対して「我慢して、辛いなぁって思いながらも私は頑張ってきたんだよね」と思う。
そう思ったとき、私は私に対して「ごめんね」とつぶやいていた。
そうか。相手に対して「悪いなぁ、ごめんなさい」と思っている場合ではなかったんだ。
私に対して「ごめんね、こんなに頑張っていたんだよね。気付かなくてごめんね」って思った。
だって、客観的に見たら(例えば、「私」のそばにいる第三者の視点で「私」を見たら)、我慢して頑張っている人が超至近距離にいるのに、一言も労いの言葉をかけないなんて切なすぎる…!
ここまで考えたときに、ものすごくスッキリした気分になった。
「ようやくわかってくれたのねー!」と言われた感じ。
あとになって「これが、負の感情を認めるってことなのでは?」と思った。
ちまたで見かけるのは、「悲しい」と思ったら「悲しかったんだね」と認めてあげること、なんて言うけど、それだけじゃ全然足りない。私の心は納得できていない。
それだけじゃ、「悲しかったんだね、はい以上!終わり!」で、強制的にマイナスの感情に蓋をして、「なかったこと」にしているだけ。
傷ついてるのに、なかったことにしちゃダメなんだ。蓋をしてもくすぶって、残ってる。
しっかり見て、思いきり認めて、労って、「OK、OKよくやった」と言ってあげなくては。身近な親しい友だちが同じ状況だったらかけてあげる言葉くらい、丁寧に。
1回で足りなければ、何度も何度も繰り返す。泣きまくってもいいと思う。
これができてはじめて、次のステップに進めると思うのだ。
納得できないのに無理矢理認めた気になって、大丈夫だと思い込もうとするから、結局前向きになれないのではないかと思う。そして、同じことが起きたときに、同じようにつまずく。
なにんせよ、まず自分の土台を丁寧に整えて、その状況に納得できることが大事なんだと思う。
(長いので続きは後日。)