chie.rain

自分の気持ちにもっと素直に、毎日を丁寧に過ごしたいと感じ、十数年勤めた国語教師&教育行政職を退職。現在はひょんなことから地方と都会を行き来する自由で気ままな2拠点生活をしています。

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自分の気持ちにもっと素直に、毎日を丁寧に過ごしたいと感じ、十数年勤めた国語教師&教育行政職を退職。現在はひょんなことから地方と都会を行き来する自由で気ままな2拠点生活をしています。

最近の記事

日本の街角のイタリアンでタイのファミリーに会った話

お正月も終盤にさしかかり、正月料理に飽きた頃、ランチタイムギリギリ滑り込みで、よく行くイタリアンのお店に行った。 入り口の扉に手をかけようとすると、すぐ後ろから大きな荷物を持った、おそらく観光客であろう海外のファミリーもいらっしゃった。 ランチのお客さんが1組帰り、2組帰り…としている間に、店内は私とそのファミリーだけになった。 ふと目を上げると、ご夫婦がとてもニコニコされていて、ちょうど目があったこともあり、話しかけてみようと思った。 どこからいらっしゃたのか拙い英

    • タイ(バンコク・アユタヤ)女一人旅【おみやげと失敗談編】

      1、購入したおみやげお土産はすべてスーパーで買いました。 高架鉄道ナショナルスタジアム駅近くのMBKマーケット1階にあるTopsで買いました。紹介している価格は2023年10月のお値段です。 ・友達用のおみやげ 評判の良かったのはこちら。 日本でもおなじみ、プリッツとポッキーです。 プリッツはトムヤンクン味とラーブ味(1箱10バーツ)、ポッキーはマンゴー味とチョコバナナ味(1箱12バーツ)を発見しました。タイ限定の味です。 個人的にはラーブ味が好きです。塩気とピ

      • タイ(バンコク・アユタヤ)女一人旅 【アユタヤの祈り編】

        今回、海外旅行に行こうと決めた後、なぜか気になりだしたアユタヤ遺跡。 実を言うと、「アユタヤ」がどこにあるのかもわかっておらず、ただただ「アユタヤ」というワードが自分の中で大きくなるという状態。 それで「こんなに気になるのなら、久々の海外はアユタヤ行こう!そうかアユタヤはタイにあるのか!」という流れでタイ旅行決定。 そして、実際に行ってみて本当に良かったと思っています。 アユタヤにはいくつもの遺跡がありますが、今回私が訪れたのはこちらの目次の3箇所です。 ワット・ヤ

        • タイ(バンコク・アユタヤ)女一人旅 【バンコク市内めぐり編】

          バンコク市内を巡っての感想を書き留めておきます。 融合する建築物バンコクにはあちこちに宗教の建物がありました。仏教はもちろん、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教。それが本当に印象的。 さらに、歴代の王が作らせた建物は、色んな国の建築様式や宗教が融合していました。 タイの歴史や物語に、様々な国の物語が見事にとけあっているんです。 例えば、三大寺院の一つワット・アルン。 陶器で装飾されているこの寺院は、よく見ると下段に鬼、真ん中に猿の神、上段にはなんと天使の像があり、

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        • タイ(バンコク・アユタヤ)女一人旅【おみやげと失敗談編】

        • タイ(バンコク・アユタヤ)女一人旅 【アユタヤの祈り編】

        • タイ(バンコク・アユタヤ)女一人旅 【バンコク市内めぐり編】

          タイ(バンコク・アユタヤ)女一人旅【コンパクトな荷物準備編】

          ふと、久しぶりに海外旅行に行きたくなった私。 旅行用に毎月ちょっとずつ貯めているお金は、この3年ほど使えないままだったし、仕事もちょうど一段落…というタイミングだったので、思いつくまま弾丸で初めてのタイに行くことにしました。 今回はその準備編です。 身軽にタイに行ってみたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。 1、持ち物リスト久々の海外一人旅。 一人の身軽さ気軽さを、持ち物でもそうしたいと思い、必要最低限のものを持っていくことに。 ちなみに、LCC利用で、行きの荷

          タイ(バンコク・アユタヤ)女一人旅【コンパクトな荷物準備編】

          愛猫とのお別れ〜生きること自体が誇り高い

          先日、私の相棒が旅立った。 幼猫の時から私が大事に育てた猫。捨て猫だったため、正確な年齢はわからないけれど、20年と半年ほど生きたと思う。 私と彼(オス猫だった)の「ふたり暮らし」はエキサイティングで、ドライで、しかし相思相愛だったと思う。 どうやら神経質な性格の彼は、膝の上には乗らないし、ふとんに潜り込んでくることもない。でも毎日見送り、帰宅時に出迎えては甘える。私が熱を出すと、じっと枕元で心配そうに私のことを見てくれた。 気づくとそばにいてくれる。 私の中では相棒

          愛猫とのお別れ〜生きること自体が誇り高い

          あのときの自分は間違っていない

          2020年が終わる。 1年前の31日は、関わっていた仕事を離れる日だった。 思うところがあって離れることにしたので、結局上の人たちには伝わらないことがあったなとか、残された人たちはどうなっていくのだろうとか、どこか落ち着かないような、でもやっと解放されるというすがすがしい気持ちのような不思議な終わり方をした年だった。 今年は全く違う。 すごく、軽い。 でも、うわついてるとか、軽薄な感じではなく、根幹の部分はしっかりと繋がっていると思えるし、全てこれで良かったんだと感

          あのときの自分は間違っていない

          結局は、執着だったんだ

          最近、ふと自分のことでびっくりしたことがある。 あんなに欲しかったものや、あんなに好きだった人のことが、いまはまったくもってフラットな気持ちでいる、ということ。 ・・・たとえば、車。 お店やカタログ、まちで見かけるたびに、お金をためて絶対買うぞ!!と思っていたもの。働き始めた頃、「Beetle」という車がものすごく欲しかった。 その車に乗る自分を想像したり、どこに行こうか考えたりしていた。それだけで楽しかったし、頑張ろうと思えた。 ・・・たとえば、壊れそうなくらい好

          結局は、執着だったんだ

          常識を疑う

          先日、ちょっとしたインタビューを受けた。 事前に聞いていた質問項目の中に「今の生活、今の自分になったきっかけ」というような項目があり、最初に見たときはなんとなく「2年前に仕事を思い切って辞めたことかな?」「辞める前にたくさんの人と会っていろんな価値観にふれたことかな?」と思っていた。 けれど、実際にインタビューを受けたときに自分の口から出てきたことはもっと前のことで、その答えに正直自分が驚いた。 それは、「10年以上前の教員時代に、学校に行けない・行かないという生徒たち

          常識を疑う

          たとえば明日、命の終わりが来ても

          「後悔のないように生きよう!」「人生は一度きり!」 ここ数年、いろいろな出来事があって、自分の生き方について考えることが増えた。冒頭のような言葉は、昔より「ほんとうにそうだな」と感じる。 特に、3年前、祖母が脳梗塞で倒れて数日後に他界したことや、2年前に母がくも膜下出血で倒れ奇跡的に助かったことは、自分の中で生死について深く考えるきっかけになった。 いつ何が起こるかわからない。突然、その日は来るかもしれない。 そして、私の家系は脳の病気で倒れることが多いようだ。身内に

          たとえば明日、命の終わりが来ても

          何でもかんでも我慢しない

          「実家の母がふさぎ込んでいる」「恋人が寂しがっている」、最近このような会話をけっこうな頻度で聞くようになった。 私の中では、さもありなんと思っていたが、それを聞いたその時の周りの反応は「このご時世なんだから我慢して当然」「自粛最優先でしょ、何いってんの」という雰囲気だったので少しびっくりしてしまった。 …人に会う、外食をする、遠出する。 いま制限されていることの多くは、一人暮らしをしていたり、家庭内での居心地が悪かったり、退職などにより社会とのつながりが減っている人にと

          何でもかんでも我慢しない

          関係性に名前は必要か

          私が昔、とても苦手だった質問がある。 「私たちって、親友だよね!?」 …思えば、私たちはとにかく関係性に名前をつけたがる。そして名前がつくことで安心してしまう。 確かに、小学生や中学生の頃は、友達とは一体なんなのか、親友とは何なのか、この子とは友達として接してよいのか、人間関係や距離感を考えていく過程で上記の質問が出てくるのはやむを得ないのかもしれない。 しかし、大人になるにつれ気がついていくことだが、親友は、いちいち親友かどうかを確認しない。そのような名前をつけなく

          関係性に名前は必要か

          かけがえのない人間であるためには

          私を心のどこかで支えているもの、それはココ・シャネルの生き方。(前にも記事書いてた→私がシャネルに惹かれる理由) 正直なところ、女ひとりで社会の中で自分の足で歩くこと、誰にも何ものにも依存しないことは、辛いなと思うこともある。 でも、そういうときにふと思い出すのがシャネルの生き方なのだ。 見た目にもキツそうな雰囲気の彼女とはたぶん、同時代に生き、同じ職場にいたとしたら仲良くなれないだろうな…と思いつつ(私はストイックな性格ではないし、こんなにも仕事にすべてを捧げる生き方

          かけがえのない人間であるためには

          やりたいことが多すぎて

          いつの間にか秋になったなぁ。 春くらいまでは、なんとなくゆっくりしたくて、本を読んだり、散歩したり、自然の中に身をおいたり…という時間を大切にして過ごした。そんな中、新型コロナの影響で自粛、自粛の生活。一人で色んなことを考える時間も増えた。 その反動なのか、やりたいことがどんどん増えてしまった。 ゆっくりなんてしていられないというか、考えるより先に動いてしまうというか。 気になることをとりあえずやってみて、飽きたら次のことをする。飽きる前に同時にやりだして訳が解らなく

          やりたいことが多すぎて

          ネガティブな気持ちに蓋をしない

          前回の記事で仕事を辞めた理由についてモヤモヤしていることをきちんと言葉にしたら、とてもスッキリした。ただ愚痴をいうのでもなく、怒りをぶちまけるのでもなく、ひとつひとつ落ち着いて書き出していったらとても気持ちが整理された。 きっとネガティブな気持ちに蓋をしてしまうと、一体何に不快感を感じているのかに気が付かず、また同じことを繰り返してしまう。 どこにその原因があるのか自分で気がつくことができれば、次に同じような違和感を覚えた時に「線引き」ができる。 ・あの人はこう考えてい

          ネガティブな気持ちに蓋をしない

          たった一言だけで〜私が仕事を辞めた理由〜

          あんなに楽しそうに仕事してたのに、どうして辞めたの?と周りの人が不思議がる。 仕事を辞めた理由はひとつではない。前向きな理由もあるし、ネガティブなものもある。 そのネガティブさをそっと抱えていたけれど、ここ最近、ざわざわと心が騒ぐので、どこかで整理しないと次に進めないのだなと感じた。 それならばいっそ書き出して、それでスッキリ終わらせよう。ちょうど満月の夜だ。お月様が聞いていてくれるかもしれない。 私は過去に二度「仕事を辞める」経験をしている。1度目は公務員。今回はプ

          たった一言だけで〜私が仕事を辞めた理由〜