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#Clubhouseで日本語教育 始めました!

日本語教育界隈の友人に誘われ、今話題のClubhouseを始めてみました。始めて見て思ったことを書いてみます。

話すのが楽しい

最初にちょっとやってみたところ、純粋に、知らない人と話すのって楽しいと思いました。音声だけのメディアで、その人の情報はプロフィール写真とプロフィールの内容だけ。実はこんな人なんだ、とか、いろいろな発見がありました。

あと、リスナーとスピーカーの距離が近いのも特徴ですね。リスナーだったとしてもワンタップでスピーカーになれる点は、今までのSNSと違う点です。音声しか使えないので、チャットでの突っ込みもできません。何かコメントしたいなら話さなければなりません。

日本語教育に使えるのか?

Clubhouseは言語教育と親和性が高いようです。誰とでも好きな言語で話せる(しかも無料)という点、そして個人情報もそんなに書かなくていい点も大きいかもしれません。

そして、ふらっと入って話せる気軽さもいいですよね。ちょっと難しいなと思ったら退出も自由。

Clubhouseの特性を生かせることとして、「友達の日本語=タメ口で話す」部屋がいいんじゃないかということになりました。だらだら喋ってるのを聞いていてもいいし、参加してもいいし。

友達出来ない問題

日本語学習者が直面する問題の一つとして、「友達と丁寧な言葉で話していたら距離があると言われた」「なかなか日本人の友達ができない」というのがあります。授業で教えられた丁寧な言葉しか使えず、友達ができないという日本語学習者は結構多いようです。

そこで、自由に話せるClubhouseは雑談にぴったり。日本語教師がサポートしながらタメ口でわいわい話せる場があれば、聞いていても話していても役に立つんじゃないかと思いました。

また、モデレーターに日本語教師が複数人いるのも私の中ではポイントです。海外の日本語学習者が、「日本語母語話者が何人かで普通に話している場」に遭遇することって、少ないと思うんです。日本語母語話者の先生は学校に一人、地域に一人、全然いないこともあります。そうなると、日本語母語話者がガーっと話している中に学習者が一人いるという状況は起きにくいです。なので、母語話者が普通にしゃべっている(普通にしゃべっていると言っても学習者が混ざると日本語教師は勝手に日本語のレベルを調節してしまうけど)のを聞いてもらったり、その中で発言してもらうチャンスは、需要があるんじゃないかと見込んだわけです。私自身、英語母語話者の中に一人入って、なかなか発言できず悔しかったことがあるので、そういう機会をClubhouseで経験することで、実際の場面での地震になればいいなという気持ちもあります。

「学習者」に来てもらいたい

まず1回やってみてわかったのは、今の参加者層が日本在住者が多い十言うこと、彼らは結構タメ口でも話せるということでした。もちろんそれも楽しいしいいんだけど、もう少し海外で日本語を勉強している「学習者」が参加しやすいといいなと思っています。まずは、時間をずらしてみたり、イベントの文言を工夫してみたり、いろいろやってみたいと思います。

流されてみよう

私はもともと急に流行ったものには懐疑的で飛びつかない人間なのですが(いまだにハリーポッター読んでないし)、今回は流されてみることにしました。一緒にやってくれるという友人もいたので、何かできる人がいれば一緒にやってみたいと思います。流されることで面白いことがあればいいなと思っています。

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Chie@日本語教師
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