見出し画像

記事書くときどんな順番で書いてる?私は画像から!【アンケート有り】

こんにちは、千鳥あゆむです。
いろんなライターさんが記事の書き方や取材の方法、ライターとしての心構えなどを多様な立場から紹介する本マガジン。自分の寄稿は今回で3回目となります。

これまでのマガジンに寄稿したnoteでも書かせていただきましたが、自分は今年でライター5年目になります。記事を書く仕事自体には慣れてきましたが、ずーっと気になっていることがあります。

画像1

他のライターさんたちって、どのように記事を書いているの????

執筆記事のジャンルにもよる違いはあると思いますが長年気になっています。というのも、5年もライターをやっているのに完全に我流で通しているから。ライター講座的なものを受講したことがないので、誰からも教わっていないんですよね。

カメラでの撮影や取材のコツ、案件を取る方法を公開しているライターさんの記事はよく見ますし、ライターどうしでも話題にあがることが多いです。ただ、実際に執筆している時に何から書いているのかはほとんど話したことがないような……。こだわりがあるのなら知りたい!

というわけで、今回は執筆の順番がテーマです。本マガジンに寄稿している他のライターさんにも教えていただきましたので紹介いたします!

また、記事の最後にアンケートも用意しました。ブログやWeb記事を書く方がいましたら、ご自身の経験を教えてくださるとありがたいです!たくさん投稿がありましたら、別途まとめ記事で紹介させていただこうと思います。

私の場合は画像の配置から着手

まず、自分の場合の執筆スタイルを紹介していきます。画像を多用する企画記事や取材記事の場合、次のような順番で執筆することが多いです。

①画像を記事内に配置していく
②記事の見出しやタイトルを決めつつ、画像を入れ替える
③各見出しに対して書きたい内容を箇条書きでざっくり書いていく
④書けそうな見出しから執筆
⑤画像や見出しを入れ替えたり、文章の推敲をして調整
⑥完成!

自分は最初に使いたい画像をどんどん記事内に配置していくことが多いです。

画像2

上の画像のように、真っ白な執筆画面の中に画像がたくさん入ると、グンと進んだような気がしませんか?不思議とあと少しなら頑張れそうな気もしてくる……(実際は膨大な作業があるわけですが)。

効率的かどうかはよくわからないのですが、自分のモチベをUPさせるために、先んじて画像を配置してしまいます。自分を騙して手を動かすのです。

その次には、記事の見出しを作成し、書く内容を定めていきます。そして、書けそうな見出しから執筆していきます。これも、モチベ維持のためですね……。「ここ見どころ!」「面白い絵になりそう!」なんて部分は、やる気があるうちに書いてしまいます。

「テストでは、わからない問題は飛ばしてわかる部分から解け!」という学生時代に受けたアドバイスのようですね。

とにかく書けるところから埋めていくので手が動かなくて悩むのが少ないのは良いのですが、執筆の終盤になるとやる気が落ちてしまう場合があるのがデメリットだと感じています。

他のライターさんの場合

このマガジンに寄稿している他のライターさんはどのように執筆しているのか教えていただきました!紹介していきます。

■小澤志穂さんの場合

私はなかなか書き進められない記事は画像配置と見出しからですね。基本は文字起こしを切り貼りして並べる→見出し→画像配置(画像編集)です。

こんな感じで型を用意して、文字や画像を当てはめています。
記事の流れがある程度できてから、タイトルや導入文をちょこちょこいじり出して、最後にタイトルを完成させます。

タイトル
【画像】
導入文200文字程度
小見出し1
【画像】
(略)
小見出し5
【画像】


自分と同じく画像や見出しを早めに着手するという小澤さん。型があると悩むことが少なくなりそうですね……!マネしようかな…。

■夏野かおるさんの場合

①口語ベースで内容を箇条書き(〜〜でやばい的な話 とか書く)
②その状態で論理が通るように並べ替え
③きれいな文に直していく(ここで内容の順番を微調整することも)
④文が全部書けたら小見出しをつける
⑤最後にタイトルをつける
〜〜〜〜ここまではパソコンの「メモ帳」で書く〜〜〜〜
⑥文章を全部コピペして入稿、スタイルをあてる
⑦画像を入れる
⑧完成!

夏野かおるさんは、見出しは最後の方に回すとのこと。口語ベースで自分の中でとにかく執筆する内容を洗い出していくスタイルなのですね。

■原由希奈さんの場合

①ストーリーを箇条書きで10行くらいにまとめる
②そのストーリーで筋が通ってると感じたら、そのまま肉付けしていく
③小見出しと導入をつける
④タイトルを考える

原由希奈さんは、初めに記事のストーリーを構想するとのこと。記事の執筆が進んだ後に小見出しやタイトルを作成していくと、まとまりがある内容になりそうですね!

■小春さんの場合

①タイトルを決める
②見出しを決める
③見出し1から順番に記事を書き上げていく
④画像を挿入したいポイントで挿入する

小春さんの場合は、タイトルや見出しを決めた後に、1つ目の見出しから順に書いていくのですね。画像は挿入したいポイントで適宜追加していくとのこと。このようなシンプルに上から順に執筆していく方法をとると、進捗の把握がしやすくて良さそうです!

みんなはどこから執筆する?アンケート実施中!

ICT教育ライターグループのライターさんに尋ねてみたところ、執筆スタイルは各ライターさんで全然異なることがわかりました。自分の場合は執筆意欲があるうちにワクワクする部分を埋めていく形ですが、何を重視するかによって記事の書き方が変わりますね。

もしよろしければ、この記事を読んでいただいている方のWeb記事やブログの執筆の順番を教えていただけるとありがたいです!

2021年10月20日頃までアンケートを募集しようかと思います!

どうぞよろしくお願いいたします!協力していただけると嬉しいです。

もしたくさんご意見が集まったら、この記事に加筆するか別のアンケート結果記事を作成する形でご紹介できればと思います。

まとめ

記事の執筆スタイルは人によって異なり、各々にこだわりがあるので「これがベスト!」というものは決められないものではあります。

しかし、他の人の執筆スタイルを参考にすれば、執筆時のうまくいかない悩みを軽減できるきっかけとなるかもしれません。

自分は画像から設置してじわじわと外側から作成していくスタイルが多いのですが、他のライターさんのように記事のストーリーや型の作成を取り入れていくのも良さそうだと感じました。

今回の記事執筆に際して軽く雑談しただけでも、似たジャンルの記事を執筆しているライターであっても各々が全然異なる執筆スタイルをとっていることがわかりました。「画像から執筆するの!」と驚かれることも。

案件取得や画像の加工、取材方法など、記事執筆に至るまでにはたくさんのステップを踏まなくてはなりません。そして苦労して準備を済ませても、「いざ執筆」という場面で手が止まることもありますよね。

「たまには気分転換もかねて他の方の執筆方法を試してみると、案外解決したりしないかな……」なんて期待を込めて、この記事を締めさせていただきます。

読んでいただき、ありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!