【徒然ひだまり手帖】 vol9
~アリ飼ってました~
西表からパイナップルが届きました
お友達のチーちゃんのおかげ
凄く凄く美味しくて懐かしい味
島の5月 今ごろは夏まっ盛り
ハイビスカスには蝉の大合唱
日本一早い お米の収穫が始まる
鳩間島にはお店がないので 買い出しは船で石垣か西表へ
西表の上原港周辺はパイナップル畑がたくさんあって
畑の前には無人販売の棚 お値段は衝撃のひとつ50円
抱えきれないほど買って帰って 毎食パイナップル
久しぶりの美味しさを感じて
パイナップルの切り方を覚えたこと
山盛りのパイナップルをのきに吊るしたこと
夜20時の夕暮れ
景色まで思い出せて 嬉しかった
チーちゃん ありがとう
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京都の5月は夏の始まり
衣替えを済ませて 新緑が萌えて
窓の外の木に 蜂がせっせと仕事中
スズメバチが木になんの用事があるのかな
思わずじっと観察してしまう
虫はあまり得意ではないけれど
アリと蜂は好き 触れないけど 笑
群、社会って言うのかな?
コロニーを作って集団で暮らしていくのに面白さを感じます
本能に備わった行動で形成されていく社会が
実はアリ・蜂と人間にも共通する部分があったりして
集団の本質を教えてもらえるような
なかでも私がいちばん面白いなって感じるのが
『2・6・2』の法則
会社とか組織の中で自然と優秀な人が2割
平均的な人が6割 出来の悪いのが2割になるらしい
じゃあ出来の悪い2割がいなくなればいいのかっていえば
残った8割からまた出来の悪い2割が出るんだと
ずいぶん前にその話を聞いた時に
なんだか少し悲しい気持ちになったのを覚えている
切られる2割
そんな響きが嫌だったのかもしれない
ところが虫のコロニーにも同じ現象が現れるらしい
まったく働かないヤツが2割
周囲がセッセと働く中 「知らないよ」とばかりに
でもねちゃんとお役目があるんです
コロニーに危機が訪れた時 有事の際
今まで働いていなかった子達が がぜん働きだす
素早く危険を察知できるように より多くを救出できるように
そうか、皆んなが同じ方向を見ないって大切なんだな
人と違っていいんだよ
変わっていてもいいんだよ
りんごが落ちるのをたくさんの人が見てたけど
ニュートンだけが気づけたんだ
自然の法則がそう語りかけてくれてるみたいで嬉しかった
どんな子にも 私にも ちゃんと居場所はあるんだよ
「いらない子なんていないんだ」
緑の葉 ひねもす さわわさわわかな
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