【徒然ひだまり手帖】vol 5 ~受け入れる意味~
かける言葉が見つからない時がある
とても辛そうな友だちを
少しでも軽くしてあげたいのに
うまくできないもどかしさが込み上げてきて
どうしてあげればいいんだろう
なにかしてあげたくて
ヒアリングも 傾聴も 知らないけど
なにが辛かったのか
どうしたかったのか
どんな答えが欲しいのか
せめて気が済むまで 吐き出せるように
自分で納得して
答えを見つけられるように
嘘だな ごめん
時々は私が先に言ってしまうけど
でも 伝えてくれる
友だちをもっと知りたくて
ただ聞いてる
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そんな事が時々あります
もっとすごい事が言える
人間ならいいのだけれど
残念ながら
大したことも言えなくて
いっそカウンセラーの勉強でもしようかな
なんて思うことすら 笑
でもそうだな 言葉でものすごく
人を元気にさせてくれる
すごい人になれたらいいけど
無理なもんで
私は私でなにがいいのかなって
なので『ひだまり手帖』
ちょっと適度に温かくて
ほっこり出来るくらいの
それくらいの温度感を目指していけたら 笑
人に興味を持ち出したのは
北新地で働いていた頃から
ヘルプのお姉さんたちといい関係を作りたくて
よくプレゼントしたり
ご馳走したりなんて方法を聞いてたけど
「私は人に お金より 時間を使おう」
そう決めて たくさん聞くことにした
悩みとかだけじゃなくて
好きなこととか やりたいこと
これは本当に大正解だったと思ってる
どんどん人の事が好きになって
嫌いな人がいなくなる
お客様にしても 友だちにしても
どんな人でも同じで ちゃんと話を聞くと
理解できなかった部分が
その人の面白い個性に変わる
いつの間にか人間関係で
悩むことはほとんどなくなってた
よく悩んでた頃って 自分がどう見えるかとか
自分のことばかり考えてたような気がする
そんな事より目の前にいる人を
理解して 信じて 喜んでもらう
人を受け入れるって
「なんだ 超楽しいな!」
気がつけば 私の周りには
優しい人しかいなくなってて
結局のところ
自分がいちばん嬉しいなんて素敵なオチで 笑
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「起きてる?話せるかな?」メッセージが来て
きっとなにかあって 眠れなくて
そんな時に思い出してくれたのが
私なら嬉しい
私に 電話をかけるのは
つらいときでもいいんだよ
朝までなら時間あるから ゆっくり聞かせて
話が終わるまでに
あなたのいちばんいいところを伝えるから
手術が無事に済んでよかった
ひだまりで ひねもす のたりのたりかな
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