【選挙ウォッチャー】 参院選２０２２・京都府選挙区レポート。

　６月２２日公示、７月１０日投票で、参院選が行われました。
　この京都府選挙区は、日本で最も熾烈でカオスな争いとなっている大激戦の選挙区です。それゆえに日本中から大注目されています。自民党の吉井章さんはほぼ一抜けしていると見られていましたが、立憲民主党の福山哲郎さんと日本維新の会と国民民主党がタッグを組んで応援している楠井祐子さんがデッドヒートを繰り広げていました。
　定数２ということで、福山哲郎さんのために共産党が候補者を下ろすようなこともしませんでしたので、京都府で自民と維新の２議席というのも十分あり得たという話です。

吉井 章　　５５　新　自民党
福山 哲郎　６０　現　立憲民主党
楠井 祐子　５４　新　日本維新の会・国民民主党
武山 彩子　５１　新　日本共産党
安達 悠司　３９　新　参政党
橋本 久美　５２　新　維新政党・新風
平井 基之　４３　新　新党くにもり
近江 政彦　５２　新　ＮＨＫ党
星野 達也　３３　新　ＮＨＫ党

　実質的に、ほぼ３人の戦いに絞られていましたが、泡沫候補に目を向けて見ると、参政党、維新政党・新風、新党くにもり、ＮＨＫ党と、かなりカオスなことになっていました。
　このレポートでは、それぞれの候補者が何を訴えていたのかを記録として残す意味合いもあるため、一人ずつ丁寧にご紹介してまいりますが、とにかくクソです。とりあえず、ＮＨＫ党の２人は無料公開しますが、物の善悪の判断すらつかないような「反社会的カルト集団」に投票してはいけません。

■ 星野達也の主張

　星野達也は、現役のサラリーマンで、自分の仕事に変化をつけたくて「堀江政経塾」や「堀江イノベーション大学校」を受講するようになってしまったという、いわゆる情弱です。ポスターを見れば説明不要で、ご覧の通りの痛い奴です。堀江貴文の罪深さを感じずにはいられません。
　政治家を志すキッカケは、「政治のドキュメンタリー映画を見たから」だそうで、「シルバー民主主義」とやらにメスを入れるとし、若者の意見が取り入れられる政治を目指すことを公約としていました。
　ただ、うだつの上がらないサラリーマン生活を良くするために、よりによって「堀江政経塾」なんぞに入っている情弱の男に、日本の政治を変えられるほどの能力があるはずもありません。無能のくせに湧いてくる自信はどこから来るのでしょうか。
　実は、星野達也は来年４月の統一地方選のスケジュールで行われる岐阜市議選に立候補してきます。岐阜市議選の定数は３８で、前回の当落ラインは１９１６票でした。前回は自民党の公認候補が４人も落選する大激戦で、その中で「ＮＨＫ党」が当選できるのかという点がありますが、岐阜市民の皆様におかれましては、この痛々しい男の顔と名前を覚えていただき、岐阜市議選で絶対に投票しないようにお願いしたいと思います。

■ 近江政彦の主張

　近江政彦は、古参のＮ国信者です。まだＮＨＫの集金人をイジメている頃のＮ国党に感銘を受け、少しでも立花孝志の役に立ちたいとボランティアをしてきました。しかし、もうワンランク上の役に立つことをしたいということで、このたび、京都府選挙区から立候補するカカシになりました。
　古参のＮ国信者なので、第一に取り組みたいことは「ＮＨＫのスクランブル放送化」ということになると思います。ただ、現在のＮＨＫ党はずいぶんと形が変化し、反社会的な暴露系YouTuberを国会議員にしてしまうようなクソ政党に成り下がりました。 副党首だった大橋昌信ですら、この変化に拒否反応を示し、出て行ってしまったほど。この状態を許容できるのは、大橋昌信ですら気づくレベルの物の善悪の判断がつかないからです。

渋谷で行われたＮＨＫ党の大街宣に参加した近江政彦

　そんなアホの近江雅彦ですが、今回の参院選をキッカケに「政治家になりたい」という心が芽生えてしまったらしく、来年４月の統一地方選のスケジュールで行われる大和市議選に立候補を表明しました。大和市議選の定数は２８で、選挙の当落ラインは１６１７票。このホゲホゲとしたＮ国信者のジジィである近江政彦が間違って当選しないよう、大和市民の皆様におかれましては、この顔と名前を覚えていただき、絶対に投票しないようにお願いいたします。