【選挙ウォッチャー】 衆院選２０２４・愛知１０区レポート。

　１０月１５日告示、１０月２７日投票で、衆院選が行われました。
　そして、この「愛知１０区」のレポートを心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか。というのも、ここには「＃共闘しすぎ」で、筋を通して奮闘していた藤原規眞さんがドブ板選挙を繰り広げ、連合愛知からの推薦を受けない状態で勝利するというミラクルが起こったからです。
　連合が非常に強い地域で、その連合からの支援を受けずに当選したというのは、ある意味、奇跡に近い話であり、なぜミラクルを起こすことに成功したのかをまとめておきたいと思います。

若山 慎司　５１　新　自民党
藤原 規眞　４６　新　立憲民主党
杉本 和巳　６４　現　日本維新の会

　この「愛知１０区」は、極めてイビツな選挙区です。
　というのも、小選挙区こそ藤原規眞さんが制しましたが、自民党の若山慎司さんも、日本維新の会の杉本和巳さんも比例復活を果たしたため、愛知１０区には３人の衆議院議員がいることになりました。立候補した人全員が議員になってしまったため、やたら国会議員がたくさんいる選挙区になってしまいました。
　今後も「愛知１０区」は接戦になり続ける可能性があるため、今後も似たような傾向が続くのではないかと懸念され、小選挙区が盛り上がらない可能性があります。

■ 愛知１０区・選挙ボード解説動画