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【選挙ウォッチャー】 沖縄県議選2024・宜野湾市選挙区レポート。

 6月7日告示、6月16日投票で、沖縄県議選が行われました。
 この宜野湾市選挙区の定数は「3」となっており、今回は6人が立候補する激戦となりました。激戦となった理由は、野党である自民党から2人が立候補しているのに対し、玉城デニー知事を支える立場にある与党からは3人が立候補しているという点です。
 定数が「3」だということは、少なからず与党で2議席を確保しなければなりませんので、与党から立候補するのを2人にして、確実に過半数を取るというゲームをしなければならなかったはずですが、立憲、社民、社大で3人が立候補してしまったので、最終的に自民党が漁夫の利を得ました。
 ぶっちゃけた話、この宜野湾市で与党の足を引っ張ったのは、仲西春雅さんだったのではないかと思います。厳しい言い方をしますが、選挙に弱いオジサンは、そろそろ身の振り方を考えた方がいいのではないでしょうか。

玉城 健一郎 39 現 無所属(社大党推薦)
又吉 清義  66 現 自民党
呉屋 宏   65 現 自民党
宮城 一郎  57 元 社民党(社大党推薦)
仲西 春雅  62 新 立憲民主党
比嘉 隆   46 新 反ワク

 この宜野湾市選挙区は、「普天間基地」を有することを考えれば、名護市と同じぐらい重要な選挙区です。普天間基地の撤去は大前提として、目指すべきは「辺野古基地を作らずに、普天間基地だけを撤去する」なので、この地域で与党(オール沖縄)が勝利することは必須なのです。
 しかも、名護市のように「定数2」だったら「分け合う」という発想がありますが、ここは「定数3」なので、絶対に与党が過半数を取らなければならない地域であるということを考えれば、野党で3人出るという発想にはならないのではないでしょうか。つまり、緊張感がまるで感じられないということになります。


■ 宜野湾市選挙区・選挙ボード解説動画


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