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【選挙ウォッチャー】 長岡京市長選2022・分析レポート。

 1月8日告示、1月15日投票で、京都府の長岡京市長選が行われ、4年前とほぼ同じ構図の選挙となりました。自民・公明・立憲・国民・社民推薦の49歳の現職と、共産推薦の74歳の新人による一騎打ち。
 隣の大山崎町では、共産推薦の現職が自民系の元職を破り、町議選でも共産党が大勝したため、全国的にも珍しい「共産党が与党」という自治体になっているのですが、長岡京市は違います。他の自治体と同様、けっして共産党が強いわけではありません。なので、ある意味では選挙をやる前から結果が決まっているような選挙になっていました。

中小路 健吾 49 現 自民・公明・立憲・国民・社民推薦
浜野 利夫  74 新 共産推薦

 すぐ隣の大山崎町では、町長が共産党推薦で、町議会の最大会派が共産党という全国的にも珍しい自治体となっているため、無駄なハコモノにお金が向けられることがなく、来年4月から中学校給食の全額無償化が始まることになりました。
 ネトウヨたちが口を揃えて「共産党が政権を握ったら街が潰れる」と言っていましたが、むしろ子育て環境が整い、宅地開発も進んでいるため、人口が増えて町が発展しています。
 一方、長岡京市も人口は増えてきたのですが、人口増加のピークを迎えた可能性があり、今後は人口が減少していくと予想されています。大山崎町がどんどん住みやすくなる中、隣の長岡京市も負けてはいられないと思うのですが、果たして、街は発展するのでしょうか。


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