【選挙ウォッチャー】 大阪市議選2023・鶴見区レポート。
3月31日告示、4月9日投票で、大阪市議選が行われました。
鶴見区の定数は3となっており、ここには4人が立候補しました。ここはもともと維新が2枚を取っていて、さらに公明党が議席を守っており、自民党の新人が議席獲得を目指して立候補している感じです。一番の注目は、自民党が議席を獲得できるのかという話になりますが、自民党の党勢は急速に衰えており、どのような結果になるのかが見ものです。
この4月の時点では、それなりに不祥事がありましたが、ここまで連日の不祥事があったわけではなかったので、それなりに票を獲得できているのですが、それでも5%程度の増加でした。もし、このレポートが出ている2023年10月の時点で選挙だったら、もう少し票が取れていない可能性が出てきています。維新の党勢がピークを迎えた可能性があります。
■ 大阪市鶴見区・選挙ボード解説動画
■ 大阪万博の「今」を伝える(#25)
先日、とうとう「空飛ぶ車」の商用運航が難しくなっていることを、イソジン吉村知事が認めました。もともと「空飛ぶ車」は自動運転を目指しているため、トラブルが起こった時に何も知らない客が操作をしなければならない可能性がある時点で破綻しており、万が一の時には墜落をして、客が死ぬ可能性があることから、少なからず2025年までに商用運航を実現することは「構想の段階から無理だった」と言わずにはいられませんが、謝ったら死ぬ病のイソジン吉村が、商用運航することは難しいと認めることになりました。
ただ、イソジン吉村は謝ったら死ぬので、「車の数や回数を決めているわけではない」として、引き続き、「空飛ぶ車」が大阪万博の目玉であることに変わりはないという認識です。
しかし、もともと「大阪城公園から大阪万博までフライトする」という計画そのものが破綻しているため、いつかは「空飛ぶ車そのものが無理」ということを認めなければならない日が来ると思います。イソジン吉村は「会場を準備する側としては受け入れるつもりだったが、空飛ぶ車を開発している業者の方が遅れを取って実現しなかった」とホザいて逃げ切るつもりなのでしょうが、イソジン吉村はこれまでずっと「空飛ぶ車が大阪の空をビュンビュン飛び回る」というイメージを展開してきたので、今回、謝ったら死ぬ中で『ビュンビュン』の部分が『ちょっとだけ』になっただけなので謝らないわけですが、「ちょっとだけすら飛ばない」となった時には、しっかりと地面に頭をこすりつけて土下座をしてもらわないといけないと思います。立花孝志のように大風呂敷を広げたあげく、最終的に大嘘になってしまって申し訳ございませんでしたで、土下座です。
大阪万博は今、どんどん厄介なものになっています。
海外のパビリオンをプレハブにして、しかも、その建設費用を一時的に日本が肩代わりすることになっていますが、参加する海外の国々は難色を示しており、入ってくれるかどうかが分かりません。
加えて、当初の計画を大きく上回り、建設費が現時点で最大2350億円に膨らむと考えられていますが、まだまだ膨らむ予感しかしていません、この膨らんだ部分は、「国」が肩代わりする計画となっており、最終的に大阪府民や大阪市民の負担ではなく、「全国民」の負担に変わりつつあります。
政府も政府で無計画で、この膨らんだ分を「肩代わり」と表現し、最終的には回収するつもりで考えているそうですが、大阪万博が赤字になることは避けられないため、赤字になったら回収することは不可能。つまり、「肩代わり」とは言っているものの、結局、僕たちが負担する運命になっているということです。
イソジン吉村の無能ぶりに、増税メガネのクソ加減が加わり、失敗の責任を本人らが一切取らず、また僕たちに「増税」を押し付けようとしてくるという話になっているのです。
あげくの果てに、このままでは建設が間に合わないので、大阪維新の会のアホは「労働時間の撤廃」を要求しており、ここに自民党きっての無能として知られるようになった「エッフェル姉さん」こと、松川るい先生が加わってしまったため、大阪万博の工事は例外的にブラック労働が認められる環境になるかもしれません。東京五輪の建設工事の時に、あまりのブラック労働ぶりに自殺する現場監督などが出て、「これではダメだ」ということで、建設業界の働き方改革が進められ、「ブラック労働はしない」という方向で話がまとまっていて、法規制まで進んでいたのに、常に想定が甘いイソジン吉村をはじめとする「大阪維新の会」という無能の集団により、そのしわ寄せをブラック労働と増税という形で尻ぬぐいさせようとしているので、さすがに怒った方がいいと思いますが、ほとんどの人が現状を知りません。それどころか「大阪維新の会」が大人気です。
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