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【選挙ウォッチャー】 小美玉市議選2023・分析レポート。

 11月12日告示、11月19日投票で、茨城県の小美玉市議選が行われました。ここには今年4月の衆院補選で、故・安倍晋三の弔い選挙となった山口4区に「政治家女子48党」から立候補した、どっぷりとしたN国信者の渡部亜衣が立候補することになり、告示日の出陣式(第一声)には立花孝志と「洗脳豆坊主」こと浜田聡が応援に駆けつけていました。
 定数20に対し、23人しか立候補する人がいなかったため、たった3人しか落選しないという「非常にぬるい選挙」となってしまいましたが、最大の注目は、ステルスN国党(小美玉新党)の渡辺亜衣の当落です。しっかり取材をしましたし、立花孝志を直撃することにも成功しました。

 結論から言うと、小美玉市の平和は守られました。
 実は、茨城県には、これまで何度もN国党の候補が立っていますが、今まで当選したことは一度もありません。実は、常磐線沿線で言えば、N国党は柏までしか当選できず、我孫子から先の取手市や守谷市、つくばみらい市など、茨城県内で当選したN国信者は1人も存在せず、今回もそのジンクスは守られることになりました。


■ 小美玉市議選・選挙ボード解説動画


■ 小美玉新党のカルトおばさん、無事落選

 今回、小美玉市議選に「小美玉新党」なるものを立ち上げ、ステルス作戦で立候補してきたのは、今年4月の衆院補選で、当時、幹事長だった黒川敦彦から差し替えられて山口4区から立候補したこともある「小麦の奴隷」で働くN国信者のオバサンです。

 あまり目立ってきませんでしたが、渡部亜衣はゴリゴリのN国信者で、だからこそ初日から尊師・立花孝志が応援に入りました。わざわざ浜田聡まで応援に駆け付けて、N国信者たちで盛大に盛り上がっていました。

 しかし、今となっては「死神に憑かれているんじゃないか」と思うほど運気が低迷し、何をやっても裏目に出る尊師・立花孝志なので、初日から応援に入ったことで、キングボンビーに取り憑かれたぐらいに渡部亜衣自身の運気も低迷し、まったく票を伸ばすことができませんでした。
 堀江貴文のパン屋で働くオバサンなので、齊藤健一郎が応援に駆け付けるかと思ったのですが、まさかの「尊師」が来るとは思わず、このチャンスを逃すわけにはいかないので、立花孝志に浮上している8000万円の詐欺既遂疑惑を直接質問しました。

 ところが、何でも答えることをウリにしているはずの男が、8000万円の詐欺既遂疑惑の話を持ち出した瞬間、車のギアをガチャガチャやり始めてしまい、「文書で送ってくれたら回答する」と言い残して、走り去っていきました。
 そこで、立花孝志に対し、公開質問状を送り付けたのですが、いまだ立花孝志からの回答はなく、11月26日告示の朝霞市議選で原田公成の応援に駆け付けたところを直撃し、「文書で回答するんじゃなかったのか」と問いただしましたが、「アホがうつるから回答しない」と言われました。

 4年前の今頃は、N国信者たちと僕のことを追いかけ回して、弱い者イジメみたいなことをしていたくせに、今となっては、僕が目の前に立っているだけでテンパってしまう尊師・立花孝志。めっちゃ効いています。
 8000万円の詐欺既遂事件についても満足に答えられないし、どうしてお金の貸し借りを頻繁にやっているのかも謎だらけ。現在、2022年度分の政治資金収支報告書を精査しているところですが、掘れば掘るほど疑惑だらけで、警察や検察の捜査の行方が非常に気になります。
 いよいよ「Xデー」は間近に迫っているとの判断から、政治資金収支報告書の精査が終わったら、さっそく「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」の続編となる第2弾を書き始めようと思っています。先日の朝霞市議選で、黒川らの集団が立花孝志に対して凸を控えましたが、これは警察や検察の捜査が進んでいるとの判断で、あえて邪魔をしないように、警察や検察の言うことを聞いた結果ではないかと思っています。
 なので、尊師・立花孝志の「Xデー」は、かなり近くなっている可能性があります。ワクワクします!!


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