【選挙ウォッチャー】 衆院選2024・東京24区レポート。
今年の衆院選は、自民・公明の惨敗、立憲・国民の圧勝という結果に終わり、2009年の政権交代以来となる、非常に大きなインパクトのある選挙となりました。
特に、自民党の「裏金問題」は大きな争点となり、「しんぶん赤旗」と上脇博之教授のファインプレーが、この結果につながっていることを忘れてはいけないと思います。
そんな中で、下着泥棒界隈で最も出世した男こと「パンツ高木」先生をはじめ、数々の裏金議員が落選する中、ここ、東京24区では、統一教会とズブズブにして、裏金議員でもあり、加計学園問題の中枢でもあった、萩生田光一先生が、まさかの当選を果たしてしまいました。
東京24区の舞台となっている八王子市が、創価大学のある「創価学会の聖地」であることも大きいですが、このような結果になったのは「選挙戦略がクソすぎるから」だということを知っていただきたく、今回の衆院選をお伝えするレポートの1発目に、この「東京24区」を選びました。
これぞ「選挙ウォッチャー」の真骨頂とも言えるレポートになると思いますので、他の選挙区はともかく、この選挙区だけは単品でも良いので、ぜひ読んでいただければと思います。
今回、「八王子リベラル」の皆さんは、ひょっとすると、有田芳生さんを比例復活ながら当選させたので大成功だと思っているかもしれませんが、これは大失敗です。
この選挙でやらなければならなかったミッションは、有田芳生さんを当選させるということより、萩生田光一をきっちり落選させることにあり、落選させることで、統一教会との癒着や裏金問題に対し、市民が「ノー」を突き付けることだったはずです。萩生田光一は無所属で立候補しているため、落選すれば無職になり、甘利明のように影響力を持たなくなるのに、こんなところで下手に生かしてしまったことで、半ば統一教会との癒着や裏金問題を許してしまったような形となり、今後の日本の政治に悪影響を与えることになりかねません。
本来であれば、「死闘」であるにもかかわらず、ファッション感覚で政治に携わり、自分たちのやりたいことだけをやって、まったく共感されずに票が伸びないのですから、一般の人たちから活動家(アクティビスト)が気持ち悪く見られるのは、ある意味、仕方がないことなのかもしれません。
■ 東京24区・選挙ボード解説動画
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