【選挙ウォッチャー】 大阪市議選2023・福島区レポート。
3月31日告示、4月9日投票で、大阪市議選が行われました。
福島区は、定数2に対して4人が立候補しました。注目は、それまで大阪府議として活躍していたものの、不祥事を起こし、維新からパージされてしまい、より当選しやすい「大阪市議選」に無所属で立候補することになった坂幸樹さんが当選できるのかどうかです。
もともと維新の現職候補がいるところに突っ込んでいますので、自民党や共産党を倒し、無所属で当選を果たし、やがては維新に復党することを狙っているのではないかと思いますが、果たして、思惑通りに行くでしょうか。
下馬評で言えば、維新の現職は勝ちそうですが、残る1議席を自民、元維新、共産で争う感じになるのではないかということです。腐っても自民党ということで、普通に考えれば自民党が勝ちそうですが、大阪維新の会の大阪府議として活動してきた坂幸樹さんが、どれくらい善戦するのかが見どころとなります。
■ 大阪市福島区・選挙ボード解説動画
■ 大阪万博の「今」を伝える(#19)
かねてから噂されていましたが、とうとう海外のパビリオンが、コスト削減と工期短縮を目指し、「プレハブ」になることが決まりました。このたび誕生した新プラン「タイプX」は、万博協会がベースとなるプレハブを建設し、そこに各国が内装や外装で良い感じにするというもの。建設費は各国の負担となりますが、構造が簡素化するため、建設費が安く、かつ、工期も短くなるので、これで開催に間に合うんじゃないかということになりました。
つまり、大阪万博は見た目にも「プレハブ」なので、建物を見た時の感動は一切ありません。しかも、「プレハブ」を建設し、そこに各国に入居してもらうような形にしようとしていますが、果たして、それで入居してもらえるのかは不透明です。というのも、設計や建設、敷地整備、閉会後の解体費用は各国の負担となっており、「タイプX」にしたところで解消される手間や金銭的な負担が大幅に減ったとは言い難く、ただ建物がつまらなくなっただけではないかという説が濃厚だからです。
ますます大阪万博の魅力が薄れていますが、果たして、本当にこんな万博に人が来るのでしょうか。招待券の数すら下回る予感がしてきました。
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