【選挙ウォッチャー】 東京都議補選2024・南多摩レポート。
6月28日告示、7月7日投票で、東京都議補選が行われました。
南多摩選挙区は、多摩市と稲城市がエリアで、多摩市が15万人、稲城市が9万人ぐらいの人口となっています。
今回は「欠員1」で選挙が行われましたが、なぜ補欠選挙が行われることになったのかと言うと、今年6月に現職の石川良一さんがお亡くなりになったからです。
石川良一さんは、稲城市長を務めたことがあり、当時は全国最年少の市長でした。市長就任時は、ちょうどバブルが崩壊した頃であり、多摩ニュータウン事業の進展とインフラ整備に取り組んできたとされています。数年前から体調不良だったそうですが、5月に体調が悪化して入院していたといいます。
なので、この選挙区は「都民ファーストの会」にとっての弔い選挙となっており、都民ファーストの会が議席を守れるかどうかが問われていたといえます。
今回、南多摩選挙区の構図は、都民ファーストの会から遠藤千尋さん、立憲民主党から岩永久佳さん、市議選や市議補選で落選続きの三井健さんの3人が立候補しました。都民ファーストの会と立憲民主党の事実上の一騎打ちと言っても過言ではありません。
都民ファーストの会から立候補した遠藤千尋さんについては、いろいろな話がありますので、詳しくはレポートにまとめてまいります。
■ 東京都議補選・選挙ボード解説動画
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