【選挙ウォッチャー】 新潟県議補選2018・分析レポート。
6月10日には新潟県知事選が行われましたが、これに併せて新潟県議の補欠選挙も行われました。選挙があったのは上越市と南魚沼市のエリアです。こちらは6月1日告示、6月10日投開票となっており、実は、県議補選でも「野党共闘」が起こっていました。安倍政権が今国会会期末に「リセット解散」する際に、自民党がどれだけ議席を取れるのかを測る上での参考にすることは間違いありません。なので、選挙ウォッチャーとしてチェックすることにしたのでした。
樋口 秀敏 57 新 共産・社民・新社会推薦
石坂 浩 52 新 自民推薦
南魚沼市は定数2を自民党の松原良道さんと斎藤隆景さんが議席を占めていましたが、2017年3月に斎藤隆景さんが亡くなったため、斎藤隆景さんの後援会副幹事長だった石坂浩さんが立候補することを決意したということです。樋口秀敏さんは「新潟県職員労働組合副執行委員長」という肩書きで、いわゆるゴリゴリの共産党のオジサンということになります。
平良木 哲也 60 新 上越市議
斎京 四郎 52 新 元県立高校教頭
上越市エリアから当選するのは1人です。斎京四郎さんは自民党の推薦。平良木哲也さんは共産党に在籍しているものの、今回は無所属で立候補し、他党からの推薦をもらうことになりました。上越の歴史が始まって以来初の快挙だと述べており、社民党、新社会党、自由党などが推薦に回ると見られています。ともに楽器演奏が特技だといい、斎京四郎さんはクラリネット、平良木哲也さんはホルンが演奏できるそうです。この「楽器対決」も見どころです。
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