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【選挙ウォッチャー】 石丸伸二の地域政党「再生の道」に鬼スベり注意報。

 今、立花孝志や斎藤元彦らと並び、ネット界のスーパー政治家として、全国のアホの子たちに絶大な人気を誇っているのが、我らが石丸伸二パイセンです。
 元銀行マンにして、「半沢直樹」のウザいとこだけを濃縮させた、ヘリクツ日本代表の男。こねたヘリクツで飴ができると言われ、かの有名な「石丸構文」では、サンドイッチ店「サブウェイ」で注文できないのではないかと心配されたこともあります。
 そんな俺たちの石丸伸二パイセンが、今年の夏に行われる東京都議選で旋風を巻き起こすため、地域政党を立ち上げると発表し、早くも「鬼スベり注意報」が発令されております。
 本日は、石丸伸二パイセンから目も合わせてもらえないけど「大のマブダチ」である僕が、皆さんに石丸伸二パイセンの魅力を伝えるとともに、地域政党「再生の道」のますますのご発展を願いまして、先日行われた政党設立記者会見の模様をお伝えしたいと思います。


■ 僕はザコなので記者会見が出禁

 まず、我らが石丸伸二パイセンは、もともと東京都庁の記者クラブで記者会見をする予定でしたが、「取材目的だと言ってジャーナリストを名乗れば誰でも入れるような場所で記者会見をするつもりはない!」として、自分たちの入れたい人だけを入れられるよう、わざわざ別の場所を借りて、フリーのジャーナリストの入場を片っ端から締め出しました。
 そのため、選挙を専門的に取材し、さまざまなメディアで報告する立場の畠山理仁さんのような人まで排除。畠山理仁さんは記者会見の場を荒らすような質問をすることはなく、「すべての候補者をリスペクトする」という精神なので、どの取材対象にも好意的で、選挙におけるテクニカルな質問をすることが多いですが、そんな人まで「出禁」にしてしまいました。
 石丸伸二パイセンの記者会見に入るための条件は、YouTubeのチャンネル登録者数が100万人以上。ちなみに、畠山理仁さんのチャンネル登録者数は約1万4500人。僕のチャンネル登録者数も似たような数字なので、結局、選挙を中心に追いかけているようなライターたちは、ことごとく入ることができませんでした。
 畠山理仁さんの他に、鈴木エイトさんや藤倉善郎さんらが記者会見の申請を出しましたが、いずれも門前払い。ちなみに、僕は石丸伸二パイセンと大のマブダチなので、顔パスで入れてもらえるものと信じておりますが、石丸伸二パイセンの結党記者会見よりも内灘町長選の方が大事だったので、申請すら出さず、現場にも行きませんでした。こたつ記事ぐらいで、ちょうどええやろ。聞くことないし。


■ フリーの記者を締め出すポンコツ

 そもそも石丸伸二パイセンは、「フリーのジャーナリスト」というものを壮大に勘違いしています。おそらく石丸伸二パイセンは、「フリーのジャーナリスト」と言うと、僕のように「チダイズム新聞」を名乗り、「どうしてアホなのに、そんなに偉そうなんですか?」と質問してくる人たちばかりだと思っています。
 しかし、それは大いなる誤解です。
 例えば、畠山理仁さんで言えば、選挙の現場に精通し、いわゆる泡沫候補と言われる人たちまで丁寧に取材をしてくる人です。そのような人を社内で育成しようと思ったら膨大なコストが必要になり、きちんと分析し、即戦力で記事を書けるようになるまでには何年もかかります。
 あるいは、鈴木エイトさんのように、さまざまな嫌がらせやスラップ裁判に屈することなく、危険なカルト宗教を取材し続けるような人を、社内から生み出すことなんて不可能です。
 つまり、フリーランスにはフリーランスの役割があり、大手メディアはフリーランスの記者やジャーナリストを重宝しています。時には、フリーランスの記者たちと情報交換をすることで、より効率的に取材を進めることができるようになるので、当たり前のように連携しています。
 もちろん、ただジャーナリストを名乗っているだけのYouTuberみたいな奴も混ざっているかもしれません。しかし、使えないフリーのジャーナリストに仕事が回ってくることはないので、どのみち、ただ名乗っているだけの奴はすぐに消えてしまいます。
 そして、新聞社やテレビ局の雇用関係にないフリーのジャーナリストたちというのは、大きな組織に守ってもらわずとも、ペンだけ持って現場に飛び込み、スクープをもぎ取ってくる人たちです。総じて、戦闘能力の高い人が多いため、鋭い質問をすることも多いです。
 なので、面倒臭い質問をされて、「ぐぬぬ」になってしまうリスクを避けるため、フリージャーナリストたちを根こそぎ出禁にした石丸伸二パイセンでしたが、これこそ地域政党「再生の道」の鬼スベり注意報です。

プレスリリースがネットに流出したと言って記者会見を中止にした石丸伸二(引用元リンク

 石丸伸二パイセンは記者会見が始まる前、会見場に来たら「ラーメン屋の開店前みたいになっていた」と切り出し、「あの皆さんはどなたなんですかね。記者クラブの方はいて、事前の申請をいただいた方も入ってて、そうじゃない人が、とりあえず来てみたっていう状態ですかね。すごいですね。何の収穫があるという読みでいらっしゃるのか」とホザいていました。
 まるで外に集まったジャーナリストたちが、ただの無能であるかのように言っていたのですが、石丸伸二パイセンは、また「中国新聞」をディスっていた時と同じミスを繰り返しています。まったく成長が見られません。
 外でヤイヤイ言っていたジャーナリストたちは、石丸伸二パイセンが政治家にもかかわらず、大事な政党立ち上げの記者会見を、わざわざ自分にとって都合の良いメディアだけに限定し、報道をコントロールしようとしていたところが、まるで「中国共産党」みたいで気持ち悪いので、「めっちゃ気持ち悪いやーん!」という記事を書く人たちです。自分勝手な都合で報道を選別してしまうアホがいることを伝えるため、本来、入れるはずの空間に入れないことを自らの体を持って示すことで、取材は完了しています。何か収穫があったかと言えば、最後まで会場に入れなかったことをもってして「収穫だった」と言えるでしょう。
 なので、「暇があればお付き合いするのは構わないんですけれども、今日おかげさまで、この後もスケジュールがいろいろとありまして、可能な限りではイジって差し上げたいなと思ってます」と言って、気持ち悪いニヤけ顔をしていましたが、伸ちゃんは「イジる側」ではなく「イジられる側」なのです。いよいよ藤倉総合病院の患者さんなので、イジる側になっていると思っている時点で痛い話であり、こんな本当のことを言ってあげられる人間は大のマブダチである僕しかいません!


■ プレスリリースの意味がわからない人

 我らが石丸伸二パイセンは、自分たちの政党が注目されるように、まずはメディアに噛みつくところから始めました。「記者クラブ宛に出した案内がネットに流出しているのは、どういう情報管理になっとるんじゃ!」などとホザいていたのですが、通常、プレスリリースというのは、なるべく多くの人に知ってもらってナンボであるため、日頃から一緒に取材しているジャーナリストたちにお裾分けすることは、よくあることです。
 それがお行儀の悪い石丸伸二パイセンのファンに出回り、ファンの間で拡散されるようになったのですが、もし「自称ジャーナリスト」のYouTuberみたいな奴らが来るとしたら、そいつらはだいたい石丸伸二パイセンのファンだと思います。戦闘能力高めの記者たちも来るかもしれませんが、そういう人たちを排除した瞬間に、地域政党「再生の道」の評価というのは、一瞬にして決定づけられてしまうのではないでしょうか。
 ちなみに、プレスリリースに書かれている電話番号が出回ったとて、そこに電話をかけるのは、ガチで問い合わせをしたいと思っている人しかいないでしょう。世の中、いろいろな所に電話番号を載せてありますが、イタズラ電話をかけてしまうような「質の低いバカ」は、敵対していた安芸高田市議たちに嫌がらせや脅迫をしてしまう「石丸信者」ぐらいしかいません。自分のファンの質の悪さを流出のせいにしないでいただきたいです。
 そして、石丸伸二パイセンは「けっこう重大な事故じゃないですか?」などとホザいていましたが、まったく重大でも何でもありません。プレスリリースとは、もともと公にされることを前提にしているので、誰にも渡してほしくないんだったら、せめて「極秘」とスタンプを押し、「取り扱いには細心の注意をお願いします」とでも書いておくべきです。もっとも、政党設立の記者会見を、一体、何のためにそこまで必死こいて極秘にするのか全然わかりませんが・・・。
 だいたい文句があるんだったら、記者会見の前に済ませればよく、さっきまでさんざん「廊下でラーメン屋みたいに並んでいる人たちは」とかホザいていたのですから、その時間に全部片づければいいのに、会見が始まった瞬間にコレです。最初からメディアとモメているところを、アホの視聴者たちに見せたい欲求が止まりません。伸ちゃんのオナニーに付き合わされる記者たちの身にもなってくれ!


■ 記者クラブに線引きを求める石丸伸二

 我らが石丸伸二パイセンは。記者クラブの皆さんに、「どこまで会見場に入れるのか、線引きを定義しろ!」と無茶なことを言いました。
 報道の自由を守る立場からすれば、場を荒らす目的ではなく、しっかり取材目的であれば、誰でも入れるというのが正しい姿であり、それは記者の腕や能力によって制限されるものではありません。
 それでも会場の広さと記者会見の時間には制限があるため、誰でも入れると言っても、あまりに人が殺到し過ぎた時には、どこかで線を引かなければならなくなることもあるでしょう。しかし、そこは石丸伸二パイセンの政党設立記者会見です。いくら誰でも入れるとはいえ、入りたい人がそこまでいるとは思えないため、たぶん、入りたい人は全員入れます。いいじゃないですか、全員入れれば! 断る理由がわかりません。だいたい大手メディアから質問することになるんだし、フリーに順番が回ってくるのは、だいたい主要メディアの質問が終わってからだと相場が決まっています。そういった暗黙のルールやしきたりを守れない奴は、ちゃんと釘を刺されたり、端っこに追いやられたりするものです。伸ちゃんは何も知らないくせに、偉そうに「プロ失格ですよ!」とかホザいているのです。恥ずかしいっての!


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 さて、今日は僕のマブダチの伸ちゃんが、政党設立の記者会見を開いたものの、冒頭から鬼スベっていたため、このままでは最大でも3議席程度に留まるのではないかと思われ、肝心の「再生の道」についての記事は、ネットではなく、「チダイズム新聞」でお届けすることにしました。
 僕が発行している「チダイズム新聞」は、クラウドファンディングのリターン品となっているため、発行部数が400部なのですが、「再生の道」の鬼スベり記事は、「N国関連公安月報」のように、わざわざ有料のマガジンでお届けするほどでもなく、しばらくは低出力で取材の成果を上げていきたいと思っています。
 石丸伸二パイセンの「再生の道」は、政策や公約もないし、唯一ある「鉄の掟」とやらが、「2期8年で辞めること」だったのですが、議員がちゃんと2期8年で辞めるかの心配より、「再生の道」と題した地域政党が8年後に存在するかどうかの方が心配なので、正直、「鉄の掟」はどっちでもいい感じになっています。
 きょうび、石丸伸二パイセンの政党に入りたいと思っちゃう奴が、政治家として能力が高いとは思えず、一丁前に「能力テスト」みたいなことまでやるそうなのですが、そこで合格してきた人が「ポンコツではない」とは限らないというのが、悲しい現実です。なんてったって、誰よりも能力が高いつもりになっている石丸伸二パイセンそのものが、日本を代表する大ポンコツであり、昨年の「ポンコツ候補・オブ・ザ・イヤー2024」では、晴れて第9位に輝いているのです。昨年はあまりに大豊作すぎたため、石丸伸二パイセンをもってしても9位なのですが、「再生の道」は既にマークされているため、ニヤニヤしながら見守りたいと思います。

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