【選挙ウォッチャー】 参院選2022・埼玉県選挙区レポート。
6月22日公示、7月10日投票で、参院選が行われました。
この埼玉県選挙区は、ある意味、選挙をやる前から結果が決まっているような選挙だったため、あまり面白みはありませんでした。3年前の参院選では共産党が久しぶりに議席を獲得していましたが、今年は元埼玉県知事の上田清さんが立候補するため、自民・公明・立憲・国民で決まりそうで、そこに維新がどれだけ食い込むかというのが見どころとなっています。共産党やれいわ新選組は厳しそうではないかという見方が広がっていました。
泡沫候補を見てみると、参政党、幸福実現党、日本第一党、NHK党などが乱立しており、なかなか地獄味溢れる状態に仕上がっています。このレポートでは、候補者一人一人を解説していきますが、なかなか酷いことになっていますので、本題に辿り着くまでに、えらい時間がかかりそうです。
さっそくNHK党からご覧いただきますが、こちらはお金を取るほどの価値がないので、無料公開とさせていただきます。「NHK党」なんていうものに投票してしまった人たちは、マントルより深く反省していただきたいと思います。
■ 池高生の主張
池高生は、昨年10月の参院選に長野3区から立候補したことのあるN国信者のオジサンです。VTuberをしているらしく、その繋がりなのか、今回は暴露系YouTuberのガーシーの宣伝を担っていました。
選挙公報ではデカデカと「闇を晒す」と書いていますが、実際に東谷義和が晒しているのは、一般の芸能人のスキャンダルとも言えないような古い噂話が中心で、ただ名誉毀損を重ねているだけです。そんな物の善悪の判断すらつかないようなN国信者のオジサンが、芸能人のスキャンダルを暴露したところで日本が何一つ良くなることはないということにも気づかぬまま、ノコノコと立候補をして、ノコノコと「闇を晒す」などと書いているわけですが、テメエらが実際に晒しているのは「闇」ではなく「恥」です。
こうした害悪を撒き散らす人間が「政治」というフィールドに来てしまうと、ますます人々の関心が「政治」から離れてしまうので、まずは自分たちが害悪を撒き散らしている「反知性派カルト集団」であるという自覚を持つところから始めてもらいたいと思います。
■ 小林宏の主張
小林宏は、「日本大麻党」なるものを作り、NHK党から立候補してきたイカレーのオジサンです。このような主張も余裕で受け入れ、軽々と立候補させてしまうあたりに、「NHK党のカルト性」を感じることができるのではないでしょうか。普段はなかなか口にできないようなことでも、選挙なら堂々と口にできるとはいえ、こうした思想を持つ人々が増えれば、社会が荒廃することは避けられません。自分たちが社会のどのような影響を与えるかを考えられなければ、そんな奴は政治家になってはいけません。
医療大麻を解禁しようという人はいますが、小林宏が解禁しようとしているのは「大麻そのもの」で、大麻取締法を廃止して、みんなで大麻を吸おうという話です。この頭のイカれた政策に同調する人もそれなりにいて、小林宏は1万3966票も獲得しました。これは「幸福実現党」とほぼ同じような数字で、日本第一党よりも票を取っています。大麻を解禁したいという人はニッチかもしれませんが、確実に存在するので、今後、似たような主張をする人は増えてくるのではないかと思います。
実際、タイでは大麻が全面的に解禁され、みんなで吸いまくる社会になっています。大人たちは楽しいかもしれませんが、子どもが大麻中毒になってしまうと、人生を棒に振りかねません。子どもたちの被害が報告され始めるのは数年後かもしれませんが、タバコよりも大麻の方が人生を狂わされるから大麻が禁止されているわけで、こうした弊害も考えずに大麻解禁だけを叫ぶ人間には注意が必要です。NHK党は「反社」です。
■ 宮川直輝の主張
宮川直輝は、ガッツリとしたNHK党員であり、N国信者です。昨年10月の衆院選にも鹿児島4区から立候補していましたが、今年2月の川口市長選にも立候補しています。
今年2月の川口市長選では、現職の政治に納得が行かない人たちが集まって候補者を模索していましたが、公募してきた宮川直輝が「N国党員」であることを知りながら、バレるとイメージが悪いということで隠蔽し、無所属のように振る舞いましたが、あまりに川口市のことを理解しておらず、さすがに宮川直輝になるぐらいだったら、どんなにクソ市長でも現職の方がマシだということで、なんと、現職の票が4年前より増える現象が起こり、余計に信任されている構図が出来上がってしまいました。やりたいことと真逆のことが起こるのは「無能」の証です。
ポスターでは、一見爽やかそうな雰囲気を出しているし、「未来の子どもに銃を持たせてたまるか」などという、もっともらしいキャッチフレーズを使っていますが、実際にはただの頭のイカれたオジサンです。「今、本当に大切なのは何でしょう?」という問いに答えるとすれば、「NHK党から選挙に立候補しないこと」しかありませんが、物の善悪の判断すらつかないレベルのバカなので、問うだけ問うて、答えを持ち合わせていません。「消えた予備費11兆円には一切言及なし」「ばら撒く時だけ現れる謎の財源があります」などと主張し、うっかり「そうだ!」と思ってしまう人がいるのかもしれませんが、ポスターに騙されてはいけません。ここで宮沢直輝が出してきた選挙公報をご覧いただきましょう。
バカのフルスロットルです。大きな声で「バカ息子が選挙に出てるぞ」と言っていますが、「親の恥だから出てくるんじゃねぇよ、バカ息子!」という話でしかなく、「残りは御国に尽くす」などとホザいていますが、尽くさなくて結構なので、せめて一般人として道の端っこを歩いておいてくださいという話です。これだからN国信者は迷惑だし、害悪なのです。
■ 河合悠祐の主張
今回、埼玉県選挙区のNHK党公認候補は、「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐介でした。顔面を白塗りにして「ジョーカー」を気取っている痛々しい男で、京都大学を卒業したことだけが唯一の自慢です。そんな「鬼スベりピエロ」が初めて政治の世界に足を踏み入れたのは、2021年3月の千葉県知事選です。目立てば何でも良いの精神でアホが立候補する素地を作ったのは、明らかに「N国党」なので、いかに存在自体が害悪であるかを示していますが、この選挙で注目されたことがよほど嬉しかったのか、その後も事あるごとに選挙に立候補をしています。
今年は、河合悠祐の弟子として、大阪府選挙区から西脇京子が立候補しています。河合悠祐に触発されて立候補してくるアホなんて、ろくな人間じゃないのですから、弟子を次々に擁立するのはやめてほしいのですが、八潮市議選にも河合悠祐の弟子が立候補していました。
物の善悪の判断がつかず、いまだ「NHK党」から立候補してしまうぐらいに頭が悪く、相変わらず顔面を白塗りにして、千葉県知事選の時には国民主権党の平塚正幸を追いかけ回して動画を撮影するなど、悪ノリを繰り返していた「鬼スベりピエロ」の河合悠祐ですが、ここで今回の参院選における彼のツイートをご紹介したいと思います。
テメエなんですよ。政治の世界で「おふざけ」をしているのは、テメエなんですよ。もっと言うと、テメエが公認をもらっている「NHK党」の方がコマネチなんかの100億倍ふざけているんです。そりゃ、こんなポーズをキメている水道橋博士もスベっているし、八幡愛さんは何をやっても可愛いですが、「NHK党の鬼スベりピエロ」のテメエが、他人の「おふざけ」を語る資格は1ミリもありゃせんのです。こいつら全員、反社のゴミです。
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