【選挙ウォッチャー】 京都市長選2024・分析レポート。
1月21日告示、2月4日投票で、京都市長選が行われました。
2008年から市長を務めた現職の門川大作さんが引退することになったため、久しぶりに新人同士の戦いとなり、かなり白熱した熱い戦いで、全国的に注目される選挙となりました。
最大の見どころは、自民党に逆風が吹く中で、自民・公明・立憲がタッグを組む松井孝治さんに対し、共産・社民・れいわ新選組が推す福山和人さんが上回ることができるのか。実質的には、松井孝治さんと福山和人さんとの一騎打ちだったと思います。
今年の京都市長選は、いつになく盛り上がりました。福山和人さんには風が吹いており、ワンチャン、当選する可能性もあるのではないかと考えられたからです。
ところが、あとから分析してみると、「福山和人さんが勝つ」というのは現代のニッポンでは、とても難しいことであったことがわかりました。おそらく12年くらい前なら福山和人さんが勝っていたと思います。しかし、今のニッポンは、広く一般の無党派層も「無駄に反共をこじらせている」という状態にあります。これはアホのネトウヨが大きな声を出していることが最大の原因だと考えます。
これに対抗するための手段がまったく取られていないので、選挙では風が吹いていたのに、選挙で勝てなかったということになります。京都においては、いよいよ「選挙の時だけ頑張ってもダメ」という状態になりました。ぜひ京都市議選のレポートも合わせてご覧ください。数字を見れば、一目瞭然なのです。
■ 京都市長選・選挙ボード解説動画
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