『保育園内定』が、しかし。

保育園の申請から半月と少し。市役所から電話がかかってきた。

保育園が内定したとの事だった。

「〇〇園に内定しました。」これでちゃんと仕事ができる…ホッと胸を撫で下ろしていた。さぁここからがスタートと思って意気込んだのも束の間。

…第何希望か忘れたくらい後ろに書いた園だった件。

その園は車でないと行けない距離だった。ママチャリで通う距離の第3希望…くらいまでは比較的近い園だったが、まさかこんなに後ろに書いた園になると思いもせず。

まるっきり予想と反していたので辞退も考えた。しかしそうするとマイナス加点になりそれが2年消えないという…最初から「この園を書いたらいけなかったんだ」と後悔した。

子育てに辛い仕組み…保育園に入りたいと希望するがアプローチがとても難しい。

後日、内定の決まった園に面談に出向いた。まだ不慣れな土地な上、遠い保育園にナビで迷いながらたどり着いた。

こう言ってはなんだが園は年季の入り方が半端なく、ここで毎日長い時間を過ごす息子の事を思うとまた辛くなった。

即、民生委員さんに相談すると「転園届け」を出す事を進められた。できればしたくはないが、そういった例は多いらしい。

入園が決まって即、転園届けとは…しかも書類一式を直近の〆切までにまた用意しなければならない。もう、やりたくはないけれど…。

市役所の窓口で相談してみると長い話しを回り口説く聞かされたあげく更にマイナス加点の話しをされ結局は何も変わらなかった。子供が一緒に待っていてぐずっているのにもうお構いなしだ。これには驚き。もう伺いたくもないが…我慢するしかない。高い有料保育園に行ける身分でないので仕方ない。と思いつつも…保育課がお母さんに対してこの扱い?皆んなそうなのかな…?と心の中で呟いてしまった。愚痴りたい。

夏も終盤に差し掛かり疲れが溜まっている。ゆっくりお湯にでも浸からないとやっていられない。外からはコオロギの鳴き声が聞こえていた。秋を感じた。涼しげでとてもいい鳴き声。

明日から9月。色々あるけれど早く落ち着いた生活をしたい。良い方に進みますように。

皆様、お疲れ様でした。

おやすみなさい。












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