ラーメンはダイエット中でも食べられる!太らないラーメンの食べ方講座☆
日本といえば「ラーメン」というイメージがつくほど、日本のラーメンは美味しいと有名ですよね。熱烈なラーメンファンも多く、日本人はみんなラーメンが大好きだと思います。しかし、ダイエット中はもっともタブーな食べ物とも言えます。
でも、どうしてもラーメンが食べたい!という衝動にかられてしまうとき、ありますよね?ダイエット中だからと我慢している人が多いと思いますが、実はラーメン自体が太る食べ物ではなく「食べ方」の問題だったのです!太らない食べ方がわかればダイエット中でもラーメンを食べることができますし、女子が大好きなパスタなどの麺類だって避けなくてすむんです!
今回はそんな「太らない食べ方」をお教えしたいと思います!
ラーメンはなぜダイエット中ダメなの?
そもそも、なぜラーメンがダイエット中タブーなのか。それはラーメンが「糖質と脂質のかたまり」そして「塩分」の多い食べ物だからです。
【身体のエネルギーになる糖質】
ダイエット中にとくに食事のカロリーを気にする人が多いと思います。ダイエット中は、摂取カロリーよりも消費カロリーの方が上でなければなりません。一般的な醤油ラーメンのカロリーは500kcal前後、こってり系のラーメンでも800kcal前後なので、1食分のカロリーとしてはそこまで高カロリーではありません。注意しなければいけないのはカロリーではなく、糖質の量です。白米は、お茶碗1杯で56gの糖質のに対して、ラーメンの麺は70gと高糖質です。糖質を摂取すると血糖値が上がってインスリンが分泌され、糖をエネルギーとして送る一方で、使われなかった糖は中性脂肪になってしまいます。糖質オフダイエットが流行しているように、カロリーよりも糖質を意識しなければなりません。
【脂質のとりすぎは高カロリー】
ラーメンは種類にもよりますが、こってり家系ラーメンだと動物性の脂質がたくさん含まれます。お店によっては脂多め、少なめなど調整はできますが、少なめにしたことろで大した差はありません。脂質が多ければ多いほど総カロリーも上がってしまうので、太りやすい食べ物。ダイエット中はタブーなのです。また、糖質と脂質は合わさることで、より体のエネルギーに変えられます。つまり、使われなかった糖質と脂質はドンドン中性脂肪となるのです。
【塩分はむくみの原因に】
ラーメンは味の濃いものが多く、塩分がたくさんはいっています。ラーメンを食べた翌日にむくんだ経験がある方もいると思います。これは塩分の多いラーメンせいなのです。だいたい、ラーメン1杯で半日以上の塩分を摂取してしまうことになります。近年、日本人の塩分摂取量は多くなっているため、塩分やむくみを気にしている女性も多いのではないでしょうか?体内では、塩分濃度を一定に保とうと身体の水分量も増えます。塩分の取り過ぎにより、水分量も増え、身体がむくんでしまうのです。さらにむくみが日常的に続くと、代謝が落ちてしまい、痩せにくい身体になってしまいます。
低糖質・低カロリーのラーメン
糖質制限ダイエットが流行したことで「低糖質ラーメン」というものもでてきました。通常の麺ではなく、糖質がカットされた様々な種類の麺があります。大豆麺、コンニャク麺。さらにおからが加わっているものもあり、ダイエットだけでなく美容にも効果が高いです。糖質0ではないですが、グルテンフリーという観点からみると米粉の麺もあります。糖質もカロリーもかなり抑えられ、罪悪感なく食べることができます!
ですが、やはり本物のラーメンに比べてしまうと物足りない・・・など、低糖質ラーメンは人により、好みがかなり分かれます。王道のラーメンが食べたい!という人のために太らない食べ方を紹介したいと思います。
こってりラーメンでもOK!太らないラーメンの食べ方!ポイント6つ
それではお待ちかねの「太らないラーメンの食べ方」をご紹介します!ラーメンは太る条件がいくつもありますが、ポイントをおさえればダイエット中でも食べられるのです!
1.食べる時間はお昼
ラーメンに限らず、食べ物は夜よりも昼に食べた方が太りにくいです。人間は食べたものをエネルギーに変えて体を動かします。なので昼食に食べた方がその後の活動エネルギーにラーメンの糖質やカロリーが使われます。逆に夜食べたものはエネルギーとして排出されず、身体に吸収されてしまいます。また、夜は副交感神経が優位になり、身体がリラックスモードに。日中よりも代謝が活発に働きません。飲んだ後の〆にラーメンを食べたいところですが、そこはぐっとこらえましょう!
2.トッピングは全部のせ!
ラーメンの麺を単体で食べるよりも、その他の栄養素と一緒に食べた方が血糖値の上昇が抑えられ、太りにくい食べ方です。栄養バランスを整える意味でも、トッピングは多い方がグッド!
・ゆで卵、チャーシュー
ゆで卵やチャーシューには、ダイエットに欠かせないタンパク質や、糖質をエネルギーに変えるビタミンB群、ミネラルが含まれています。カロリーを気にしてチャーシューを避ける人もいますが、それはNGです。また、わかめなどの海藻類にもミネラルが含まれます。
・野菜
野菜は食物繊維が豊富なので、たくさんあるほどいいですよね。とくに色の濃い野菜(にんじん、青菜など)は栄養価が高いのでおすすめです。また、カロリーを効率的に消費してくれるビタミンCが含まれています。
・ニラ、ネギ、ニンニク、ショウガ
薬味独特の「苦味辛味」成分には、チャーシューのビタミンB群と一緒になると、麺を効率的に燃やす効果が持続します。血行、代謝アップにも効果があるためテーブルにある薬味は積極的に使いましょう。
・お酢
ラーメンにお酢をける人もいると思います、お酢には内蔵機能を高め排出を活発にしてくれるのでダイエット中にはもってこいです。
食べる順番も大切で【野菜⇒お肉・卵⇒麺】べジファーストと言って、野菜を最初に食べることで血糖値の上昇を抑えることができます。また、辛い物が好きな人は担々麺など辛いラーメンも身体が温まり、代謝が上がるのでおすすめです◎
3.スープは全部飲まない
これはラーメン好きには少し辛いかもしれませんが、スープを飲み干さないことで、カロリーも塩分も抑えることができます。スープを全部飲まないだけでも、100~200kcalは減らすことができます。スープは麺と絡める程度に控えることをおすすめします。
4.食べる前に緑茶を飲む
緑茶にはカテキンが含まれています。カテキンは脂肪燃焼効果があるため、ラーメンを食べる前に飲むと効果大。冷たいものよりも、常温か温かい緑茶の方が内臓があたたまるので、さらに脂肪燃焼効果が高まります。
5.朝食、夕食を見直す
「今日はランチにラーメンを食べるから、我慢して朝食は抜きにしよう」とカロリーを抑えようとする人がいますが、これは大間違い。朝食を抜くことで脳は飢餓状態だと勘違いし、最初に口にしたものをより吸収しようとします。最初に口にしたものが高糖質なラーメンだと逆に太ってしまうので注意が必要です。朝食はいつも通りに食べて、夜は生野菜や果物、タンパク質を中心にした食事に変えるとグッド◎
6.食べたものは消費して排出
ラーメンを食べたから太るのではなく、ラーメン分動いてないから太るのです。逆に言えば、食べたら出せばいい。食べた分のカロリーや糖質を消費することを意識にして行動すること!例えば、階段を使う。いつもより歩いてみる。飲み物を黒烏龍茶に変える。など、ちょっと意識するだけで、できることはたくさんあります。
もう我慢しなくていい!食べたいものを食べて、無理のないダイエット
美を追求することは「我慢」だと思われてしまいがちですが、考え方を少し変えてみれば、好きなものを我慢しなくてもダイエットが続けられるのです!”食べすぎ”はダメですが、少し食べるだけなら問題ありません。その分、他で頑張ればいいんです!
今回は「ラーメン」について書きましたが、糖質x脂質の食べ物は他にもパスタ、餃子、おすし・・・皆が好きな食べ物ばかりですよね。これらを全て避けて生活するのは、ただの辛いダイエットになってしまいます。せっかく痩せて綺麗になっている過程です。楽しく、ノンストレスでダイエットを楽しみましょう☆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?