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”想像していなかった未来”を実現した”5つの特性”【計画的偶発性理論】
「計画的偶発性理論」をご存じでしょうか?
スタンフォード大学の心理学者「ジョン・D・クランボルツ」が発表したキャリア理論です。キャリアの8割は、本人の予想しない偶発的なことによって決定されるというもの。
この理論を知ったことがキッカケで私は
学生の自分からしたら #想像していなかった未来 を歩んでいます。
(今回のお題にピッタリなテーマ!)
計画的偶発性理論を意識して、私は新しいことに挑戦してきました。
それは、キャリア以外の趣味や友人関係にも当てはまります。
今回は、それをテーマとして、私が新しい趣味を開拓したお話になります。
5つの行動特性を趣味に紐づけて考えてみる
私は社会人になってから本格的に音楽の趣味を楽しむようになりました。
今回はその音楽の趣味であるギター教室でのレッスンを例に用いて、計画的偶発性理論をどのような効果を発揮したのかを振り返っていきたいと思います。
このギターは社会人になってから始めた趣味で、
学生時代の私からしたら考えられないことでした。
私のギター教室体験記はこちら↓
1.好奇心[Curiosity]
好奇心を持って楽しそうなコンテンツに触れるようにしています。
私の場合は、学生時代には楽器を演奏した経験はほぼありませんでした。
ヴィジュアル系バンドにハマったことにより、楽器に興味を持ち、好きなアーティストが使用する楽器の情報を調べるようになりました。
そして、楽器を演奏することに苦手意識を持っていた私ですが、
自分の好奇心に正直に、エレキギターを購入し、ギター教室に通うようになったのです。
2.持続性[Persistence]
最初は3ヶ月まとめて契約しました。
継続して何かに打ち込み、技術を身に着けた経験に乏しかったので、
まずは3ヶ月、週2回ペースで継続しようと思いました。
失敗して不貞腐れたり、先生との相性で悩むこともありました。
でも続けているとだんだんネガティブな気持ちが減っていき、
ポジティブの方が増えていきました。
ダニングクルーガー効果でいう啓蒙の坂を
上がったり下がったりしています(?)
3.柔軟性[Flexibility]
柔軟性を確保できる教室を選びました。
サブスク形式で、月謝を払えば1日1コマ2時間で通い放題という教室にしました。この形式であれば、自分の都合によって柔軟にレッスン日を変えることができます。
例えば、体調不良、気分が乗らない、他にやりたいことがあるなど。
どんな曲を練習しても自由ですし、やめたければ更新日に申し出ればよいのです。自分が柔軟性を持って行動するために、柔軟な環境を選びました。
現在はあいみょんのマリーゴールドのリード(アルペジオ)を中心に、
気分でパワーコードやローコードの練習もしております。
4.楽観性[Optimism]
私は後先考えすぎてしまう性格です。
これまではこの性格が災いして、自分のやりたいことを避けてきた人生でした。ギター教室に関しては、学生時代の私なら、
○加入してから仕事の所属が異動になり通えなくなるのではないか?
○演奏方法が覚えらずむしゃくしゃして続かないのではないか?
○下手すぎて誰かに笑われるのではないか?
○先生との関係が上手くいかないのではないか?
○規約が分かりづらく会費を想定以上にふんだくられるのではないか?
などなど、挙げだしたらキリがないほど不安を抱いて契約を諦めていたと思います。今でもこんな不安は付きまとっていますが、計画的偶発性理論を知って人生を歩んでいくうちに、楽観性が身についてきました。
後先考えていたら何も始まりません。発想の転換で、不安なことがありつつも、それに対応する気持ちが湧いてきました。
○「所属が異動になる」
→「異動は自分でどうにかなる問題ではない。仕事がある平日に通えなければ土日に通えばいい。」
○「演奏方法が覚えられない」
→「自分の苦手分野がわかることで、自己理解が深まる。」
○「誰かに笑われるかも」
→「みんな最初は初心者だった。自分のペースで楽しめればいい。」
○「先生との関係」
→「苦手な先生がいればその先生がいる日を避ければいい。」
○「規約がわかりづらい」
→「契約書をよく確認して、不明点は解決するまで質問し、納得いった状態で契約する。」
というように楽観性を意識したことで発想の転換、リフレーミング的なことができるようになりました。
5.冒険心[Risk Taking]
ギター教室に通うようになったのはかなりの冒険でした。
以前の記事でも綴りましたが、私は習い事にも苦手意識を持っていました。
そんな私でも、まず飛び込んでみようという意識で、ギターを始めました。
また、社会人になってライブハウスに行くようになったことも冒険でした。
最初はルールがわかりませんよね。整列、入場、ドリンクの引き換え、見る位置、振り付けなどなど。少しづつ慣れて、今では、ライブを楽しみ、年間10本以上のライブに行くようになりました。
まとめ
5つの行動特性を意識して、学生時代には出来なかった趣味に挑戦できるようになりました。
今は、中島美嘉さんのGLAMOROUS SKYのバッキングを練習中です。
ずっと好きだった曲なので、身体でリズム取りながらストロークかき鳴らしています。(NANAの実写映画も好きです)
楽しすぎる。
私がnoteの執筆を続けられているのもこの理論のおかげだと思います。
ヴィジュアル系だの資格だの、
自分の興味があるテーマを自由気ままに書いております。
実はこの理論がテーマの記事は、2021年の2月から本文のない下書きが残っていました。
当時はまだ学生で、確か授業でこの理論を知って、海老原嗣生さんが著された「クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方」を読みました。
多分そのタイミングでnoteに記事を書こうと思ったところ、就活で忙しくなって書かなかったんだと思います。
5つの行動特性は一朝一夕で身につくものではないと思います。
でも、これを知っておくだけで、少しづつ自分の行動を変化させて自己実現の達成に近づくことができると思います。
キャリアについても、余暇の時間についても、計画的偶発性理論を参考に
今では想像できないほど豊かな未来を創っていきたいです。
余談。
私が現在勤めている会社はマイナビ(本企画の協賛企業)で見つけました。
ありがとうございました。
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