映画デモ見て骨休めしたい

映画。
主人公を中心に世界が動く。
主人公が主人公であることを自覚し、
脇役が脇役であることを自覚し、
敵役が敵役であることを自覚し、
フィクションの世界が主人公を軸として動く。

現実世界は自分に都合良く動かないよね。
現実世界は甘くないよね。
現実世界には主人公も脇役も敵役もいない。
誰もが何役にもはまらず、
お金と自由を求めて働いて、
子孫を残してくたばる。

そんな現実世界が生き苦しくなって、
フィクションの世界に自分を重ねて、
骨休めをする。

映画の世界の完全無双で敵を倒す主人公に自分を重ねて爽快感を得る。
たとえ2時間デモ世界の主人公になって救世主になることで現実世界の骨休めをする。

脇役デモ敵役デモ、
世界に自分がいることを知らしめることができるなら脇役デモ敵役デモいい。

現実世界では自分なんて何役デモなく、
職場と学生時代のつながりとSNSとの狭い空間で循環して、
飯食って酒飲んであっというまに骨になる。

たとえ2時間デモ、
主人公デモ脇役デモ敵役デモなってみたいものだ。

たとえ2時間デモ主人公デモ脇役デモ敵役デモなれるならどうしようか?
とんデモない物語がいい。

デモを起こしたい。
主人公デモ。
脇役デモ。
敵役デモ。

主人公がデモを起こして世界に訴える。
脇役もデモを起こして世界に訴える。
敵役もデモを起こして世界に訴える。

現実世界で何役デモなくても、
映画の世界の役者デモ、
世界があるなら訴えたい叫びがあるはずだ。

たとえ2時間デモ、
世界とは言わずたとえ世間デモ注目するデモを起こしたい。
デモ何を世界とは言わず世間に訴えたいのか?

「骨休めがしたい
一生分のお金と自由が欲しい」

「評価が1もつかない。」
「どうデモよすぎるわ。」
という感想が映画視聴者から書き込まれてデモ、
それデモ一生分のお金と自由が欲しいと叫びたい。

しかし世の中にあるB級映画だろうがZ級映画だろうが一度は世の中に日の目を見れたから羨ましい。

自分の仕事は何役デモなく、
ただ淡々と作業をこなすだけの、
したっぱ作業員だ。
日の目を見る事はないが、
就職氷河期の中デモ、
仕事があるだけデモありがたい。

さぁ休日に映画デモ見て骨休めできたら、
また明日からの一週間、
死んデモいい覚悟で全力で働くぞ。

端にいる人が楽してくれるために。

骨にデモなるくらいに働いて、
その結果便利な世の中にデモなればいい。

骨になるくらいに働いて、
そしてまた休日に映画デモ見て、
完全無双の主人公で世界の救世主に自分を重ねて骨休めします。

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