光が満ち満ちた日

2月6日木曜日。
通勤時にTBSラジオの爆笑問題カーボーイを聴き始めたらパフィーの話題が出て久しぶりに聴いてみたくなって聴いたら懐かしさで痺れた。iTunesのトップソングの1番上は「愛のしるし」。中学時代にハマっていたスピッツのボーカリストである草野さんが作詞作曲したものだったのでスピッツバージョンを数え切れない程聴いていた。パフィーの有名な曲を数曲聴いたらスピッツに流れ込んでしまう。懐かしい曲、脳に来る。今日一日を通してアルバムを何枚か聴くと、やっぱり良いなあと痛快。素晴らしい詩の才能だ。
去年のイベントでは先行抽選もすべてハズれ、一般販売でも買えなかった東京ポッド許可局のイベント。今回は抽選が当たり、わー！楽しみだね！と言っていたところ夫が仕事で行けなくなってしまう。かわいそうに…。だけど今、仕事は踏ん張り時のようなので仕方がない。わたしはわたしで楽しませてもらおう、と友人へ連絡。以前わたしがこの番組について話したのをきっかけにたまに聴いてくれていると言っていたのを思い出して。彼女には連絡したいと思いながらもできていなくて年末以来会えていなかったので、この日がダメでも会えるきっかけになるぞ！と連絡すると、なんと一緒に行ってくれることになった。嬉しい。久しぶりに会えるのも嬉しいし、一緒にイベントに行けるのも嬉しいし、会場の近くにお気に入りの飲み屋があるのでイベント終了後にそこで飲めるのも嬉しい。トリプル嬉しい(これは彼女が言ってくれたのだが気に入ったので使う)。
るんるんで仕事も頑張り、木曜なので昼に終了。やった、やった。今日はお気に入りのカフェで読書をするのだ。昼ごはんはスーパーのおにぎりで済ませ、いざ参らん。
いちごのタルトと、キウイが入ったプディングみたいなやつで迷った末にいちごをチョイス。

んーーー美味しい。
本を2冊持ってきていたので交互に読み進める。1時間くらい経った頃に店主がケーキの皿を下げるついでに水と、キウイの菓子を置いた。びっくりして「へあえ？」と変な声を出すと「大丈夫です、おまけです」。う、嬉しい…。おまけを出してくれることがそもそも嬉しいし、しかもキウイのやつとは！プディングの甘さと火が通ったキウイの酸味…素晴らしかった。
最後は店の本棚から1冊詩の本を選んだ。表紙に活版印刷が施された美しい本「さよならのあとで」。読んでみると、これは既に出会ったことのある詩！いつもの本屋の朗読イベントで、店主が持ってきていた詩だ。本の頁には素敵な絵も添えられていて、イベントで朗読を聴いた時とはまた違った印象。店内なのに涙が出てしまった。
満ち足りた気持ちで店を出る。この店で過ごす読書の時間は、他の場所で本を読む時間と何かが違う。あの空間で読むことが大切なのだ。胸いっぱいに光に満たされたような心地になるから。
帰りに近所のケーキ屋に寄り、毎日残業をしている夫の為にプリンとシュークリームを買った。
風呂から上がった後そういえばと思い出し、この間パレスチナ支援のマーケットで買ったZINEを読む。すごく面白かった。初めて知る単語もいくつも出てきて、わたしの知らないことはまだまだいっぱいあるな、と改めて実感。恋愛の仕方も人それぞれ。社会でヨシとされているものに囚われずに生きていければ良いな、と思いつつも、囚われていることにも気付きにくい環境でもある。まずは自分の心をよくよく覗いてみることが大事なのかな。
夕飯は茄子と豚こまの中華炒めと卵スープ。

今日はそんな感じです。