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この世界で生きていく

今週は時間は短いながらも毎日仕事に行っている。
火曜日のことは最早思い出せない。なんかおっさんにウゼーって思ったり、取引先の会社のユルさにガックリしたりした気がする。水曜日は今までにない強烈キャラクターが登場し戸惑い、引き続き木曜日も戸惑い続けているのだが、金曜日はどうだろう。
木曜日は午前中だけで仕事は終わり、帰宅して昼食を食べた後、安田菜津紀さんの本を読み終える。本当に良い本だった。最後まで読み終えると、これはフェミニズムの本でもあるのか…と気付く。この本が出版されてから一年弱後に在日のハルモニたちのドキュメンタリー映画「アリラン・ラプソディ」が公開されたことは本当に感慨深いことだなあと今更。映画を観る前に読んでおけばよかった。
これで今月読んだ本は六冊。なんと去年は一年間で五冊しか読んでいなかったので、それを既に超えた。やったー。まだ積読はあるので、どんどん読んでいきたい。初任給まではまだあとひと月以上あるのでゴールデンウィークは大人しく家で本を読みまくりたいと思う。映画くらい数本観たいけど。
そこから昼寝して、夜は休みを取った夫と一緒に折坂悠太のライブへ行った。折坂さんのライブは三回目。今までは着席のホールだったのが、今回初めてスタンディングのライブハウスだ。立ちっぱなしは結構疲れる。が、とても良いライブだった。この季節に合わせて選曲をしたということで、ゆったりとした曲が多く、彼の音楽に浸っている時間が幸せだった。
このツアーで初めて披露しているという新曲がとても良かった。初めて聴くのに、ふわ〜と涙が溢れた。現代の讃歌だなあ、としみじみ。ラストにはとても好きな曲が演奏された。ライブで聴くのは初めてなので本当に嬉しかった。iPhoneで聴いていても毎回泣いてしまうんだよなあ〜というくらいの曲だったので、いやあ参った。
なんだか、この世界で死ぬまで生きていく、そんな覚悟が決まるようなライブだった。グズグズしていたけど、もう進まなきゃな、と。

ここ3日はそんな感じです。

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