気の向くままに
10月31日木曜日。
爽やかな秋晴れ。やっと頭痛も治ったし最高!と思いつつも心身共に全然万全では無い。
最近噛み締め癖が酷くなっている気がするし…。仕事は楽しくはあるけど、ちょっと力み過ぎてる?力の抜き方がまだよくわからない。そんなんだから精神的にも体力的にも疲れが溜まっている。明日はパワー強めの新月みたいなのでそれも関係あるかしらん。何はともあれ暫くは、少しでも気が向かないことはなるべくやらない!と開き直った。ひとまず煩わしさが肥大化してきたサークルはサボる!少なくとも来月までは無理しない、決めた!
ってなわけで午前中で上がったら、またビール屋さんへ行きランチ。ランチしていても職場の動向が気になりLINE Worksを開いてしまう。精神的に良くないと思いつつ。
その後は、行こう行こうと思いながら先延ばしにしていた展示をラストチャンスで観に行こうと思っていたのだが、やっぱり行きたくなくてやめた。展示は観たいのだ、世界のビーズ。いかんせん場所が良くない。新宿駅から徒歩10分程。新宿という時点でかなりマイナス点。結局行きたくない気持ちが勝ってしまった、仕方がない。
こんな時は、いつもの本屋へ。取り寄せをお願いしていた本も用意ができていると連絡をもらっていたことだし。それにしても、駅から歩き始めたら身体が重い重い。鉛のようだ。それでも秋晴れの中もう少し歩きたい、本を見たい、と近くにあるもう一軒の本屋も覗く。探している本は無く、結局いつもの本屋でまた取り寄せをお願いする。
今回受け取ったのは絵本と児童書。ショーン・タン「セミ」は、数年前に読んで衝撃的なだったもの。すごく印象深いのにラストが思い出せない。手元に置いておきなくなって求めた。今日久しぶりに読んでも衝撃的だった。胸が締め付けられたけど、最後は爽快感。そして人間のバカバカしさを知る。児童書は1962年に刊行された「いやいやえん」。いくつかの物語が収録されているが、その中のひとつに、わたしの名前の由来になった、というかそのままの名前の女の子のお話がある。彼女は、注意されても言うことを聞かずに積み重なった机の上に登る。わたしはそれが嫌だった。小学校3年生の時に、教室に本を一冊ずつみんなで持ち寄り本棚に置いてみんなで読めるようにしましょうと言われた時に、母に持たされたのはこの本だった。うちには他に本が無かったから。誰もこの本を読みませんようにと毎朝読書の時間に祈っていた。この本の作家の中川李枝子はつい先日、亡くなったらしい。わたしが取り寄せを頼んだ後だったと店主が教えてくれたので、調べてみたら10月14日だった。
店内には、これ!読みたいと思っていた!という文庫本が3冊も横並びになっていて舞い上がった。悩んだ挙句「苦海浄土」に決めた。
その後2軒隣のカフェに入って本を読もうと思ったのだが、声の大きいおばさんの話が気になってしまい、全く集中することが出来なかった。りんごジュースを飲み干してそそくさと退散。
家までの帰路はとても長く感じた。帰ると同時にバタンキュー。18:30まで2時間寝てしまった。
夕飯は近所の中華屋。飲まない方が良いとわかっていながらまたビールを飲んでしまう。夫も風邪気味なのに飲んでいた。寒いし熱っぽいと朝から言っているけど、大丈夫かいな。
今日はそんな感じです。