藁塚づくり
微生物舗装の1回目のWSを終えました(12/3)が、その投稿をする前に材料の投稿がまだ終わっていないので、引き続き(笑
微生物舗装で使う藁。1つのルートは以前建っていた2軒の木造平屋にあった畳をばらすことで、藁を取り出していました。
もう1つのルートは田んぼ。藤沢市でやっている自分たちの田んぼの藁、そして友人(六九農園さん)の田んぼの藁をいただいてきています。
軽トラにあおりをつけて、4往復。けっこうな量になります。
軽トラで運ぶ時も、向きを揃えて2列にすると運びやすいです。
腐りやすい藁。調べたところ、伝統的には藁塚(のうぐろ、稲村とも呼ぶところも)という方法で積むことで、腐らせずに春までの保存をしているようです。小さな生き物たちの冬の越冬場所としても機能するそうです。生き物の居場所を増やすことにテンションの上がる自分としては、なんとしてもやらなくては!と思いました。
ネットで調べた情報を頼りに、自作してみました!
まずは穴を掘って、柱となる竹を立てます。
まわりに溝を掘って、水を切ります。(大地の再生的に、竹炭も撒いておきました。)
穂先を中心に向けて、半時計回りに踏み込んでいきます。
だいたい1周で30束ぐらいを使います。これを繰り返して積んでいきます。
軽トラ1杯で50㎝ぐらいになります。
軽トラ3杯分積んでから、雨が切れやすいように、
屋根を藁でつくっていきます。
軒の部分は穂先を外向きに。
とんがり屋根の部分は4束をまとめて縛ったものをいくつか使います。
これで完成!1.5mぐらい。
ネットで調べたところだと、2mにもなるものをつくっている方々もいました。夫婦の共同作業らしく、仲の良さ(コンビネーションの良さ)が試されたらしいです。
後日、藁を使うため上の方の藁をどけてみると、
分かりづらいかもしれないですが、菌糸が広がってきて、発酵してます!
発酵熱もじんわり伝わってきます。
本当は田んぼでしっかり乾燥させた藁でつくるようですが、はじめてなのでそうもいかず。
水分が残っていたためか、発酵がはじまってしまってました(笑
冬を越したい小さな生き物たちにはちょうど良いかもですが。
石井光
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