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【イベントレポ】ボカロオタク4年になる人間がセカライ初参戦した

こんにちは、日頃は「ガチャに勝ちたい」というユーザーネームを掲げてガチャと格闘しております。

このたび、ボカロにハマってから初めてのリアルイベントとなる「セカライ2nd」に参加してきました!!興奮冷めやらぬまま帰りの新幹線でこの記事を書き殴っているわけですが、すごく楽しかった……
忘れないうちに色々記録しておこうという魂胆なので乱文になりますが、ライブのことを中心に感想を残しておこうと思います!

※ライブのセトリネタバレを含みますのでご注意ください

開演まで

今回参加したのは東京公演2日目となる、1/8の昼公演です。
海浜幕張駅を降りて幕張メッセへ向かったわけですが、この時点で既に面白かったポイントがありまして。

今回「VOCALOID」文化に関するイベントに初参戦した訳なのですが、キャラの半被を着ている人が沢山いるんだろうな〜くらいの想定をしていました。もちろん半被やTシャツで推しへの愛を表明する人は沢山見かけたのですが、それと同じくらいに地雷・量産ファッションの女の子がめちゃくちゃ多かった!!!
なんというかプロセカってそういう推され方をするコンテンツじゃないと勝手に思ってたので、個人的に結構びっくりしたポイントでした。痛バを持った女の子がまあ多いこと……
私の前を歩いていた地雷ファッションのお姉さんが日野森雫の痛バを持っていたので面白かったです。地雷女子とモアモアが交わることってあったのか……
幕張メッセが新旧色んな形のオタクが入り乱れる空間になってるのが既に異質で楽しくなりました。

会場には11時前に到着したのですが、既に物販ブースは信じられないほど混んでました……。ペンライトだけ買えればいいやと思ってたので早々に諦めて開場待機に回りました。遠征組には厳しい闘いだった
ただ今日は夜公演の前にペンライトも売り切れたらしいので、賢いオタクのみんなは事前通販とかを利用しような……

「生ネギ持ち込み禁止」の掲示本当にあって笑っちゃった

いざ開演

そんなこんなであっという間に13時の開演時間になりました。

開演直前の注意事項アナウンスは、モアモアの4人が担当してました(どうやら日替わりっぽい)
雫「新型コロナウイルス対策のために、会場内ではマスクを着用してほしいの」
……プロセカキャラの声で「新型コロナウイルス」って聞くの、なんか変な感じでした。

そしていよいよライブ本編が開始!ここからは一曲ずつ順番に振り返っていこうと思います。

1.STAGE OF SEKAI

初手からクライマックス。
一歌「君が輝ける場所はここだよ」
ぼく(号泣)

いやほんと最初にこれ持ってくるのはズルいとしか言いようがないじゃん、メインストーリーから追ってるオタクはもうレオニドがこうやって全員揃ってステージに立ってるだけでも泣けてくるというのにさ????
私この曲めちゃくちゃ好きでフル公開された時も夜道で泣きながら聞いてたんですけど、生音で聴かされるのはもう……ライフがゼロよ……

2.Calc

そう来たか!?!??
一歌が「聴いてください、Calc」って言った瞬間すごい会場どよめいてたもんね。
Calc、一歌が喜びそうな選曲(偏見)
あと間奏部分で一歌とミクが背中合わせでギター弾き始めて圧倒的な"感情"を見せつけられました。レオニド、一生離れんなよ……♡

3.モア!ジャンプ!モア!

もっと!(もっと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

完全とは言えなくともコールが復活した今回にこの曲を持ってきてくれたのが個人的にはすごく嬉しかったです。モアモアはコールのある曲が多いこともあって、全ユニットで一番ライブ映えする気がします。してた。歌って踊ってるみんながキラキラで眩しくて……俺は……嬉しい……

4.ヴァンパイア

客席から歓喜の悲鳴があがってました。私もあげた。
曲が盛り上がるのは言うまでもなく、照明もギラギラに赤くて良い雰囲気が出てました。すっげえ楽しかった……
ちなみに始まる前に「振りの練習」があり、サビで入る「hey!」で手を突き上げる練習をしたのですが。
モアミク「それじゃあ、わたしに続いてやってみてね!う〜〜〜〜、へいっ!」

何だこのあざとい生き物は!!!!!!!!!!!!!(生き物?)

いやモアモアに限った話じゃないんですが、初音ミクさん本当にあざとくて可愛かった。自分がかわいいことを完全に理解していて大変よろしい。周りのお客さんからも「かわいい……」って声が漏れてましたからね。圧倒的芸歴を感じる。

5.シネマ

号泣(何回目??)
いきなりこれ持ってくるのはズルいでしょうよーーー!!!!!というか小豆沢こはねさんが他のメンバーから遅れを取らずに踊れているだけでも感慨深い(親戚のババ視点)

シネマを見た時点で感じたのですが、ビバは他ユニットに比べて激しめというか難度の高いダンスをしていたように感じます。こんな激しいダンスしながら歌ってるんですか??

6.Echo

シネマから立て続けに演奏されたのはEcho。この曲、めちゃくちゃ演出がカッコよかったのが印象的でした。ぐるんぐるん動くレーザーライトが曲の終わりとピッタリのタイミングで合わさって止まった瞬間は思わず「おおっ」ってなっちゃった。

そしてさっきまで裏で学校牛耳ってそうなオーラを纏いバリバリ歌っていたのとは別人のような、ゆるっとしたビバルカのトークが入ります。

ルカ「ていうか、みんな英語上手に歌えてたじゃ〜ん!練習したての頃なんか、特に彰人くんと杏ちゃんはね?」
彰人「ちょっ……練習の時の話はいいんですよ!」

二次創作かと思ったけど!?!!!
echoを練習する赤点回避狙い組の話、めちゃくちゃ実装当時にオタクがしてた話じゃん……って思いました。オタクの言動、"見られて”いるのかもしれない

7.トンデモワンダーズ

みんな大好き安定のトンデモワンダーズ。もうシンプル良すぎるので特に言う事ないです。KAITO座長のターンとジャンプが綺麗すぎて夢女が大量発生しそうだなと思いました。
ワンダショに切り替わったタイミングで1人ずつ名前を言っていく時間があったのですが、司・類・KAITOのターンで女性ファンの悲鳴があがってたので「やっぱりプロセカってそういう推しコンテンツでもあるんだ……」と再確認させられたポイントでもあります。

8.踊れオーケストラ

相変わらず眠そうなルカをステージに引っ張ってきて演奏されたのは踊れオーケストラ!これもまた少し意外な選曲だった気がします。
ちなみに今回のライブは全編バンドの生演奏で披露されたのですが、もともと管楽器系のサウンドがメインのこの曲もバンドならではの違った聞きごたえがあって楽しめました。

9.悔やむと書いてミライ

ここからはニーゴのターン!
ニーゴはボカロ楽曲の中でも特徴的な「なかなか口には出せないような悲痛な叫び・攻撃的な内容を歌った曲」をメインで担うユニットです。
ステージに立って「死にたい消えたい以上ない」と叫ぶ彼女たちを見ると、今までとは違った意味で泣けてきました。聴いているこちらも苦しくなるようだけど、やっぱりボカロを扱うコンテンツにおいては避けて通れない部分というか……ニーゴは私も大好きなユニットなんですが、元気にペンライトを振って聴く!という感じにはなれず、じっくり噛み締めながら聴いてました。あとみんな、顔が良い………………

10.フォニイ

そう来たか!???(2回め)

いや、MEIKOさんがのそっと出てきた時点で若干察していたっちゃいたんですが、にしてもまさかフォニイが聴けるとは思ってなかった。この曲もすごく演出が豪華に決まってました。
とてもライブとは思えないクールなテンションで登場したMEIKOさん、フォニイ原曲の狐耳を作るポーズを再現する振り付けがあって可愛かった。私ボカロイドにハマった時からずっとMEIKOさんのこと大好きだからさあ…………

ここで一旦休憩タイムとなり、モアモア4人の会話劇が流れました。いきなり超高カロリーな曲を通して見てきたので、一度座って休めるのはありがたいぜ……(運動不足)

11.千本桜

後半戦一発目はバーチャル・シンガー6人が揃って登場です。ボカロオタクとしてはクリプトンズ6人が揃って歌ってる時点でぶっ倒れそうでした。

まさか令和の時代に(おそらく自分より歳下の子も大勢いる中で)千本桜を聴いて盛り上がることになるとは、まだボカロが何なのかもよくわかってなかった小学生の頃の自分は想像もつかなかったでしょうね。ええ。

あとバチャシンのステージ、みんながそれぞれ推しボカロの色をペンライトで点灯するので今までのユニットカラーで統一された景色とはまた違って綺麗でした。ちらほら赤ライトが見えるのマジで嬉しかったな……

12.テレキャスタービーボーイ

後半戦も休ませないぞ!との勢いで始まったのはこの曲でした。
見てて思ったんですが、鏡音レン、カワイイな……?????!?!!!?!???
これはリンもそうなんですけど、体が他のメンバーに比べて小さい分ダンスとか動きが大きいんですよね。終始ぴょこぴょこしてて可愛かった、否、あざとかった。
鏡音レンに沼落ちするオタクが一定数生まれるのも納得してしまった……

13.にっこり^^調査隊のテーマ

メンバーによる匂わせを超えて嗅がせにくるような前フリを経て、ワンダショ枠最後に登場したこの曲。
めちゃくちゃ楽しかったよ……

もともと掛け合いやコールがたくさん入った曲なだけあって、客席の盛り上がりも相当なものでした。何気にフル尺で披露されたのは初でしょうか?すごい良かったからCD待ち遠しい。
この曲、聴いてて楽しいのはもちろんだけど実際に曲中でお芝居的な要素があるのがマジで天才。ワンダショの書き下ろしとして花丸満点で大好きだよ……
2番で「パンツ忘れた!!!!」って絶叫して舞台から引っ込んだ天馬司には流石に笑っちゃった。

14.天使のクローバー

こんなん泣くわ。
いやお前さっきから泣いてばっかじゃねえかと言われれば返す言葉もございませんという感じなんですが、天クロはさ……イベスト思い出すだけで目頭が熱くなるじゃん……

言うまでもない気がしますが、万が一狂ったオタクの文章を読みに来たプロセカミリしら勢の方がいると悪いので軽く説明しますと、この曲でメインになっている花里みのりちゃんはモアモアの4人のうち唯一アイドル経験のない素人出身の女の子です。この曲が書き下ろされたイベントは、劣等感を抱えていたみのりが「わたしにしかできないこと」を見つけるという屈指の泣きイベでした。

それを踏まえて披露される今日の天クロ、みのりが全力でアイドルしている姿だけで感極まってしまいます。花里みのり、世界一輝いてたヨ………………………………(誰?)

全身全霊!MORE!MORE!JUMP!

15.心予報

ヴァ!?!?!!??!?!??!?!??!?!??!?!?!??!?!?!?!?

感情が出ました。すみません。
この曲に関しては今回のライブで一番の嬉しい驚きだったかも……
私、数多のセカイver.が収録されている中でこのカバーがプロセカ1好きなんですよ。キー変更によって多幸感マシマシになってるしサビ入りの日野森雫さんの歌聴いて君に染まっちゃわないオタク、いる!?
まさかライブで聴けるとは思ってなくて、ボロボロ泣きながらペンライト振ってました。巡回してるスタッフのお兄さんに怪しまれた気がする。
明日から辛いことがあっても今日の心予報を思い返して頑張りたい、ありがとうモアモアジャンプ……

欲を言えば次回はアイノマでもイフでもフロプラでもいいから遥イベの曲やってほしい、客席一面青ライトを再現するの、オタクの夢では?エモ……
あとセカイ1好きなパラソルサイダーを生で聴けるまでは成仏できないので今後もライブいきます。

16.街

続いてビバ2週目のターン。MCから始まり、こちらも匂わせを超えて嗅がせにきた上で満を持しての披露でした。
杏が自身のルーツにまつわる曲と紹介するのですが、途中客席から「凪さん!!!!!!!」と絶叫が聞こえたので思わず笑っちゃった。凪さんのオタクが来ていたのかもしれねえな……
照明も黄色やオレンジでまとめられていて、曲の持つあたたかさやノスタルジックな雰囲気が出ててすごくよかった。


17.DAYBREAK FRONTLINE

いよいよビバ最後の曲、遂に登場したビバミクさん。王者の貫禄。ミク様と呼ばせてくれ。
疾走感あふれる曲ですが、とにかくこれ音圧が凄かった!生バンドの迫力はどの曲もものすごくあったんだけど、特にこの曲に関しては音がビリビリ来ました。とにかくかっこいいに全振りしてたな……

冒頭のダンスブレイクもそうだし、やっぱビバのダンスは全体に気合入ってました。高校生にしてあれだけ踊りながら歌える彼らのスペック、とんでもねえな!?

18.ビターチョコデコレーション

続いてニーゴ2周目。まずはダークな世界観あふれる「ビターチョコデコレーション」から始まりました。

今までの爽やかで明るいユニットの雰囲気とは一気に会場のムードが変わるの、流石はニーゴ。前のターンがゴリゴリに踊るビバだったから、ビタチョコのゆるっとした振りがまた違った印象で楽しかったな……
そして全員顔がいい(2回目)

19.ロウワー

アゥ……ア……ワ……
しんどすぎて語彙力もちいかわになりますよ。曲ばりカッコイイのにどんな気持ちで暁山見たらいいの??ペンライトなんて振ってられるメンタルですか???
間奏で「あはは、みんな盛り上げてくれてありがとー!」って暁山が言うのも心が痛いし、そう思ったらラストで1人だけ暁山が膝から崩れ落ちるのでもうね。もう……というか25に関しては何をお出しされてもオタクの死が確定しているようなもんなので……

それはそうとしてロウワー、生演奏が相当カッコ良かったのでシンプルに聴けて嬉しかったな……ピアノとベースが気持ちよすぎた。ぬゆりさん、作曲が上手い……(あたりまえ体操)明日からロウワーでラジオ体操することにします。

20.ヒバナ

大トリを務めるユニットはレオニでした!

ヒバナに関してはもうね、語彙力の限界が突破してました。とりあえずカッコいい、最高にアガる。2番の英語歌詞歌いこなすJK星乃一歌さん、イケメンすぎたよ。絶対星乃一歌女子校でモテる女子でしょ。バレンタイン無双してそう。私、バレンタインで一歌ちゃんにチョコ渡すんだ……(誰?)

21.ステラ

原点にして頂点とはこのこと。

あまりにも良すぎた……圧倒的最終回でサ終疑ってまう……
じんさん自身はなんかのインタビューで「今っぽくてカッコいい音ではない」みたいに語ってたけど、レオニドでほしい音が全て詰め込まれたみたいな曲じゃないですか???
ラスサビから締めにかけて5人が真ん中に集まって顔合わせるのも込みで、圧倒的な青春を感じたな……怠惰な大学生には入り込む隙がない……目の前であんなにキラキラされたら死ねる自信がある、というか死んでました。

22.群青讃歌

ここからはアンコール枠。
一曲目の群青讃歌、なんとバチャシン6人ver.での披露でした!なかなかレアじゃない!?

もうこの辺りは感極まりすぎて言葉にならないんですが、やっぱりこの6人の最強感がたまらなく好きでした。ボカロイドのオタクだから……
サビ前の「ないものねだりはやめた」っていう落ち着く部分をKAITOに歌割り振ったの天才。この男、夢女製造機がすぎるな……

あと昔のボカロイベントのダイジェストとか色々見てきたんですが、年々ボカロのおしゃべりが上手くなっててビックリしちゃいますね。扱いが難しいとされるルカメイカイも凄い流暢にしゃべってて感動しちゃった……
可愛いね……

23.Journey

ライブ最後の曲は、もちろんJourney!
ミクがリーダー組を呼んで、各ユニットリーダーの6人での歌唱でした。ここだけお色直しアリで、二周年記念衣装(メインビジュアルの衣装)に着替えてのパフォーマンス。

群青讃歌もJourneyも本当にプロセカの世界観を体現したような曲というか、ままならないこともある中で少しずつ進む彼らの歌う姿に心から感動しました。やっぱりラストを前向きな曲で締めてくれるのは嬉しかったな~
ラスサビでのJourney砲(銀テープ発射)もバッチリ決まってました。

そんなこんなで、2時間を超えるライブは終了。本当に体感あっという間でした。いや、ホントに来てよかった。生バンドの皆さん、セカイのみんな、ありがとう……


協賛ブースの話

終演後に時間があったので、物販エリアの協賛ブースにも寄りました。時間帯にもよるかもしれないけど、けっこうどこも並んでました(物販ほどではないけど)

ZOZOコラボ服の実物を見たかったのでブースに並んでいた時の話なんですが、ちょうど隣がクリプトンのブースで。「初音ミクを歌わせてみよう」的な講座をやっていました。

クリプトンの人「まずこうやって鍵盤のところに触れると、音階が出せます」
ミク「らー」「らー」

ベタ打ちの初音ミク、世界一可愛い………………………………………………………………………………

や、ほんと、ほんとカワイイんですよ………単純に私は「VOCALOIDの声」が音として好きなんだと再確認。Ayaseさんが「うちのミクがかわいい」みたいなツイートするのも星乃一歌があんな感じのオタクになるのも、"理解"ってしまう…………………………

あれ見せられたらみんな初音ミク欲しくなっちゃうよ。一家に一台初音ミク、ほしい……作曲はできなくても歌ってもらってミクとイチャイチャしたい、よネ……(誰?)

まとめ!

ここまで7,000字も調子に乗って書いてしまいました。前述の通り今回が初めてのリアルイベント参戦だったのですが、想像以上にいい体験ができました。
ライブ体験ももちろんなんですが、何より「自分の好きなコンテンツがここまで多くの人に愛されてる」ってことが目に見えたのがとにかく嬉しかったです。
私はボカロにハマった時期が世間的には「低迷期」と言われる時期だったので、まさか数年後にこうやってボカロコンテンツを多くの人と楽しめる時がやってくるとは嬉しい驚きです。本当に。

セカライはもちろん、マジミラの方も参戦したいな……今後のライブも必ず見ると思います。改めてありがとうプロセカ。これからのミライも応援してます。あとあわよくばガチャ運をください。


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