30歳で看護師になりました⑥【衝撃の看護実習と鬼の記録】
大学を出て、一般企業に就職し、そこから看護学校に入り直して30歳で看護師になった話。社会人から看護師を目指す方の参考になればと思い立ち、少しずつ書いてみることにしました。
「病院実習の天国と地獄」
巷の噂で病院実習は地獄だ!とよく聞きます。正直病棟が何かかによるなと言う感想です。実習は科による区分というより、成人老年と言ったカリキュラムの中での単位取得が目的なので何科の病棟に行くかは運次第。当然忙しさに差がありますし、忙しい内容にも違いがあります。急性期か慢性期か、重症患者が多い、入退院が多い、検査手術出しが多いなど特色があります。また新卒が多い、欠員があるなど人員や戦力的な問題もあります。
とにかく声をかけるのに毎度緊張していました。優しい人、怖い人、人間十人十色なので当日の担当看護師が一体誰なのか。朝イチ勤務板を確認して一喜一憂したのを覚えています。
良い思い出、良くない思い出がありますが今となっては記憶はモザイク状になり学ばせてもらっていた感謝が大きいかな。意外と学生時代に実習で経験したことが働き出してアセスメントのきっかけになったりする事もあるんです。
ただし、もう2度と実習生活はしたくないですけどね(笑)
「鬼の記録」
看護学生あるある、記録が終わらない 関連図が終わらない 薬病態調べ間に合わない かな(笑)
特に看護記録と翌日の行動計画、全て手書きで指ちぎれるんじゃないかと思いながら書いてました。
私の下の学年位に看護教育課程に変更があったようで、今では記録の量もかなり減っているみたいです。これは実習にきた学生さんの記録を見ても感じられました。
ただ、だからと言って楽になった訳ではないと思います。調べど考えど指導者に突っ込まれ、頭はちんぷんかんぷんでしょう。それで良いと思います。だってゆっくり学ぶのは学生のうちだけですから。学生の皆さん、どうか頑張って!そして不貞腐れず、仲間と愚痴でも言いながら乗り切りましょう。
ちなみに私が記録で役に立ったものは、クルトガと言うシャーペンです。先が丸くならず、細かい文字や図をストレスなく書けて愛用していました。
続きは次回。読んで頂き、ありがとうございました!
社会人から看護学校受験や大学、資格受験に挑まれる方のお役に立てれば幸いです。
こんな事聞いてみたい等ご意見があれば是非コメントして下さい!