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大嫌いなはずが、、、
三女つーちゃん(1歳10ヶ月)がどんどんパワーアップ。木登りはじめました。
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灰まみれ or 砂だらけ or 泥んこ
(靴は秒で放り投げ)
イレギュラーな毎日に疲弊、自信を失う。すると聴こえてくるのはいつも「大丈夫大丈夫。」と育児を終えた先輩お母さんたちの声。
無我夢中で子育てできる期間は実にあっという間。我を忘れて夢中になる。
さて、昨秋から癇癪のひどい次女すう(小1)の登校拒否がはじまり、どうしたものかと考えあぐねてもしかたがないので、日が傾きかける頃にようやく先生方に元気を見せに登校する毎日を過ごしている。
私は娘たちの通う学校が好き。
下校時刻に登校するなんて選択をあっさり受け入れつつ、児童と毎日家で過ごす親(私)の健康と精神衛生面をそっと観察し、最適な距離感を保ってくれる先生方の人間センスが抜群なので。
(休暇が多く退勤時間が早いのも好印象。生徒数に対して教員数が多く余裕がある様子。)
そうこうしている間に、すうが思いがけない本音を口にし心が痛む。
クラスの一人の男子から「くさい」と、からかわれイジワルされるのだそう。「やめて」と訴えても効果が無く、ずっと我慢していたと。イジワルと癇癪の始まりが重なる。本当にくさいのか揶揄なのか、何らかの仕返しなのか、好きな女子をイジメたいのか真相は不明。
ある日、すうに付き添い教室まで向かうと、ちょうど1年生たちが廊下でワイワイやってる最中で、数人の児童に囲まれた。すると例の男児がすうの頭部に鼻を寄せ「くっせーー!ねぇすうちゃんのママ、なんですうちゃんってこんなにクサいの?」と皆の前でからかったのだ。すうの母である私は、すかさず鬼の形相を作って彼の顔まで近寄るとケタケタ笑って逃走。すうは何事も無かったかのように自分の席に着く。
意図不明。対応の正解も分からない。ましてや小1男児。すべての事象に「くさいキモいうざい」と発していても不思議は無い。
思い返すと彼は入学時より先生と両親から怒られてばかりのお調子者。
「ランドセルのうしろしめてー」と私に甘える声色はすっかり幼児。諸々の言動はSOS?
長女りん(小4)の話に寄ると「あ~あの子かぁ。優しい先生のことジジィ!!って呼ぶぐらいだから、すうだけじゃないと思うけど・・・。」と。
先生には、今回の件について彼を責めず臨機応変なサポートをお願いし、すうは家でしばらくケアしますと約束。
我が子が何らかのきっかけで逆の立場となった場合、心の奥深くを察してくれるサポーターにそばで見守っていただけることを切に願う。イジメっ子も同時にケアすることでトラブルは劇的に改善していくことはりんの過去の交友関係にて経験済み。
月日は流れ8年が経過し、小学一年生だったすう達は、いよいよ中学卒業間近となり、進路がばらばらになる寂しさに駆られていた。当時問題児だった彼は見違えるほど頼もしく優しい好青年にまで成長し、仲の悪かったすうと彼はクラスいちの仲良しとなったのだった。
小中一貫校ならではの展開に期待。
中には幼稚園から一緒の子もいて
3歳~14歳まで兄弟姉妹のように
共に成長し、距離感の取り方練習。
約半年の登校拒否の末、この記事の作成と共にすうはまた元気に登校再開。ほっ。