わたしの上司
今の部署、マーケティングは2月に異動した。希望して異動した。
新しい上司ができた。
上司との出会い〜異動
今の上司は、50代前半の男性。私にとっては3人目の上司。3年目で3つ目の部署。上司に関わらず、いろんな本社の人間と仕事をしてきた。
今の上司をAさんと呼ぶことにしよう。前の部署にいた時からAさんとは一緒に仕事させていただいていた。
Aさんは、真面目。頭の回転ぶっ飛びで早い。スイッチ入ると長文のメールがくる。
最初は怖かった。マーケの人ってこんな人もいるのか〜くらいに、思っていた。
あるミーティングの終わりに「Chicaさん、マーケにきて一緒に働かない?」
驚きすぎて一瞬止まったけど、まさかと思ってその場は流しんだっけな。でも、次のミーティングでも最後部屋を出て行くときに「マーケに来て欲しいな〜」と言われ、本気にしていいのかわからず、その後私からメールした。
「Aさん、本気ですか?本気で考えちゃいますよ?」
だって、いずれはマーケティングに行きたかったから。チャンス。
その後トントンと話が進み、いま私の上司はAさん。そして、異動して、予想もしてなかった感情が生まれた。
私の上司はなんて最高なんだ。
上司の姿
Aさんの仕事ぶり、上司ぶりが最高なのだ。
「判断が早い」「筋が通った説明」「褒める」「行動が早い」
時々「人間らしい」
そのほかにも、、奥さんの愛妻弁当を机で食べる。(素敵)おやつはココナッツサブレのあの1ダースをいつの間にかペロリと食べる。(かわいい)厳しい顔したかと思えばクシャッっと笑って「こんなのやってらんないよね」って私の心の中を代弁してくれる。(最&高)
一緒に仕事をしていて、これほどまでにストレスフリーな上司は初めてだった。社内での信頼も絶大であることはさることながら、ここまで私の理想な上司だとは思わなかった。特にそこには期待もしていなかったものだから、さらに嬉しかった。
先日、あるエリアマネージャーからパワハラまがいなことを電話で言われて、正直萎縮してしまった。その場にAさんはいなかったが、その日の晩Aさんから
「明日30分時間ありますか?お話聞かせて欲しいことがあります。」
とメールが来ていた。
次の日、1on1でその時の内容や状況を聞かれた。由々しき話なので、すぐに対応すると言われ、その後に
「Chicaさんを必ず僕らは守る。こんなことで潰れないで欲しくない。守る。」
と言い放ち、すぐにそのエリアマネージャーに電話して、一件を納おさめてくれた。その後もしばらくその人との連絡は代わってくれたし、そのおかげで私は怯むことなくいつも通りのアウトプットをした。
同情だけの上司なんて、いくらでもいる。
要するに、ちゃんと部下の目の前で行動で示してくれるかなのだ。
もしかしたら、Aさんの行動は常識的なのかもしれないけど、果たしてきちんとできている人はこの社会にどれほどいるのだろうか。身近に溢れているだろうか。
尊敬は最強
Aさんを見習います、なんて話ではない。Aさんのスキルを日々盗むのなんて当然。
私が言いたいのは、はたらく環境はこんなにもストレスを減らすのだということ。身近に尊敬できる人がいるのはこんなに強い支えになるのか、ということ。
尊敬したい人がいると、人は頑張れるのではないか。
仕事だけでなく、自分の時間でも。尊敬って強いんだと思う。尊敬できる人を増やすこと。それが自分のモチベーションを上げるまず第一歩なのかもしれない。
なんてね。
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