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[子育て]大和なでしこの育て方・2

中学受験をした理由 その1

 ウチは共働き世帯です。
とても一般的な家庭かと思います。

 私は長くフリーランススタイリストとして働いてきました。
夫はごく普通のサラリーマン。
ですので、娘が生まれた後も普通に働いてました。娘は0歳から保育園へ行きました。
余裕があるわけではありません。

 娘はウチのマンションから徒歩5分の公立小学校へ通ってました。都心から近い立地ですが、最寄り駅から歩いて15分。ちょっと郊外感があり。ご近所の雰囲気はいたってほのぼの。教育熱心なママの数は都内の中心部から比べたら少なめです。

 学校以外のお勉強としては「ポピー」という教材を月に一度、送られてくるたびに遊び感覚でやっていたのと。キッズデュオというこれまた遊び感覚な英語学童クラスに週に2回通っていました。

 そんな娘が小学校3年生の春。
いつもの日常の食卓で何げない会話の中。
「ねえ、ママ。ワタシは算数が好きなの。もっと難しい算数がしたい」と言い放ちました。ハッキリと言いました。驚きました。いつもぼんやり、ふんわり、一人っ子体質な娘がハッキリ言いました。 

 小学生の親ですから、頭の片隅になんとなく塾はありました。なので、おまえもか!と「やはり塾か」と探し始めました。小学校3年生の親ですから。塾の存在が、チラチラと頭の中にありました。しかし、なんとなくまだ先のコトのようにとらえてました。「難しい算数をさせてくれそうな塾」
そんなフレーズをアタマに反芻しながら近所の塾の看板を見たり。ネットで探したりしました。

私は娘と3年生の秋に塾探しを始め、あちこち見学に行きました。そしていくつか見学に行って娘がワタシはココが好き、この塾へ行くと言って決めたのがN研でした。

 近所にあるN研は温かみのあるフワっとした雰囲気の塾でした。娘いわく、先生の話がすごく面白いんだそう。母的には娘がココが良いって言ってるんだから。全面的にお任せ♪な気持ちでした。その時は「難しい算数を教えてくれそうな塾」という見方しかしていないので。それ以上も、それ以下もありませんでした。

そして、それは苦しい、厳しい、今振り返ると楽しいコトも沢山あった。山あり谷ありな3年間の始まりでした。

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