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父は女好きで何もかも失った①

連続して書くつもりでしたが、体力に波があって書けずに寝てしまいました。無理せず続けて行こうと思います。


父の性格

わたしが小さな頃は父は優しくて、知らないことを教えてくれるし、いろんなところに連れて行ってくれる大好きな父だった。ただ、昔から今で言うカスタマーハラスメント気味で、お客様は神様だから強く言えば父の意思が通ると勘違いしていた。父はお金を払ってる立場の人はお金を受け取った人より優位だと勘違いしていた。
私がそれに気づいたのは大人になってからだった。10年以上前に父が元気だった頃(今は足が不自由)、ときどき私の家に泊まりで遊びに来ていた。父は私の子供達にお小遣いを渡し、私にもお金を渡した。食事出してもらう代金だと言っていたが、同じ自慢話を何度も聞かされ、私が反対意見を言うと、強く言って自分の意見を通そうとする。私はじっと我慢して父の話を聞く。父ははお金を出してるから強く言えるんだと勘違いしていた。父のこの性格が父の破滅につながっていった。

父の女好き

小学校時代から好きな子の名を自分の娘につけるほど一途な男に見えるかもしれないが、一途ではない。女好きである。それも接客を商売とするプロの女性に対してである。私は中学、高校時代は父に激しい反抗期で母を通して話をしていたのでその頃のことはわからない。私が短大の夏休みに実家に帰ると、母から父の素行について初めて聞いた。父は飲み会と言ってはたびたびスナックに行っていたが、たまたま母と母の友達を連れて行った。父が最初に入ったらスナックの女性が父の名前を呼びながら父に抱きついて来たらしい。「今日は妻を連れて来てる!」と父は慌てて振り払ったらしい。それを見た母は、関係を把握して怒り涙を流して訴えたらしい。母の友達も父を責めたらしい。
しばらくはスナックに行かずに
夫婦関係落ち着いていたみたいだけれど
母が亡くなりまたスナック通いが始まったのだと思う。
父は母が亡くなり2年後に再婚する。
外見は母にそっくりだけど、性格は真反対の気の強い女性だった。出会いは結婚相談所と言っていたが、それが本当かは知らない。

父は全財産使い切るほど、女に貢ぎ破滅していくのだけど、それまでの過程は長く
順番に書いて行こうと思う。

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