家庭菜園 まず畑の土をやわらかくするにはどうする そして成長に必要な必須肥料とは
畑は、私の父が農家の次男で、調整地区は売却できず、手つかず放置されていました。先祖伝来の農地ですが、田んぼを高齢化で管理できず、田んぼであったものを、赤土で埋め立てた為、画面奥の土壌のように当初は赤土とペンペン草の荒地でした
赤土であった荒地を耕作可能な土にするためには赤土をいくら耕しても柔らかくはなりません。 当初途方にくれました。最初の年は、試しに環境に強い菜の花を植えましたが土が固くなり全滅耕しても雨がふると土がしまり、すぐ硬くなります。
周りで菜園をしている人たちからアドバイスをもらい、いろいろ発見がありました。
第1に、植物が根をはれるように柔らかい土壌を作るためには牛糞と地を混ぜ合わせ地を柔らかい状態で維持できるようにする、有機物と微生物が土の間に入り硬くならなくする。これがまず最初の一歩です。
この流れをサポートするよう、米もみ殻を入れるのがさらに有効です。
土と土の間に微生物が住み着き、それが、土が固くなるのを防ぎます。
これを団粒構造の土と言います。
団粒構造の土とは、土壌粒子が粘土状にならず、そぼろ状にまとまった土壌で、通気性や排水性、保水性、保肥性に優れています。植物の根が成長に必要な栄養を吸収しやすい環境を整えてくれるため、野菜の栽培に適しています。
第2に、植物を植えた後成長に必要なための3大要素窒素 リン カリウムを含む肥料を与える必要があります。
化学肥料で与えても良いのですがそれだとコストがかかるため鶏糞を使います。これに太陽の光と水 これらを与えることで植物を大きくし収穫することができます。前者の土をやらかくする牛糞これを堆肥といい、後者の植物の3大栄養元素を与える鶏糞これを肥料と言います。
牛糞は、牛の腸が長いために同じ有機物でも栄養がほとんど残っていませんそれに対して鶏糞は、腸が短いので食べた栄養はほとんど半分以上消化吸収されずに残るそうです。牛糞と鶏糞は、同じ分有機物でも性質が違うのだということです。
なので牛糞と鶏糞ともみ殻を入れるのがバランスの良い土づくりに必要
牛糞と鶏糞はホームセンターで買います。
もみ殻は、近くのカントレーエレベーターを探しそこで無料でもらえます。