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旅で疲れた巡礼者に栄養を。モンサンミッシェルのオムレツ


2024年1月。
冬のモンサンミッシェルに行ってきました。

巡礼地であり、要塞、牢獄としての
歴史もある場所。

個人的には、
天使が住んでいるような場所に見えました。笑
(本気で思った)

黄金に輝くミカエル像
霜がおりてる。朝のモンサンミッシェル


巡礼者のためのオムレツには、歴史がある

モンサンミッシェルの名物といえば、
プラールおばさんのオムレツ。

歴史をたどれば、19世紀。
巡礼者のため、宿屋を開いたプラール夫人が、
旅の疲れを癒すためにと考案したものです。

長距離を何日もかけて歩いてくる
巡礼者は、疲れきっていたそう。
(途中で亡くなる方も、多かったそうです。)

当時、卵はとても貴重な食べ物で、
栄養価のある食品。

そこで、卵を少しでも
かさ増しするため、ふわふわに
泡立てたそう。

バターで焼いて、味付けは塩。
それが当時の味。


ふわふわ!

まずは、当時の味を。

ケチャップが付いてくるけど笑、
私はやっぱ、当時の味を
知りたいので、塩味で食べました。

(最初からケチャップ派の人も
いるけどね!笑)

プラールおばさんをはじめ、
巡礼者を迎える地の人たちの気持ちや、

祈りを胸に、
長距離を歩いてくる巡礼者の気持ち。

このオムレツを通して、
どんな歴史がここにあったのだろう

とか、
いろいろ考えながら、いただきました。


味付けがマズイ。とかしか
言わない人もいるけど。

当時の味を再現してるんだよ!
って思っちゃいます。笑

りんごのお酒、シードルも美味しい


色からして、美味しそうだよね♡

ノルマンディー地方の特産。
りんごのお酒、シードル!

お酒が飲めない私ですが、
どうしても味見がしたくて・・・。

かなり美味しかったです。
(甘口?のを注文しました。)

冬のモンサンミッシェル最高


朝。空気が澄んでる。

下調べでは、冬は閑散期なので
お土産ショップは、閉まっている店が
多いとありました。

でも、十分なくらいお土産も
買えましたよ!

以前、冬のモンサンミッシェルについて、
服装や天気について書いた記事です。↓

今度、中の建築物についても
書きたいと思います!

番外編(高速のパーキングも良き!)

今回、オルリー空港からバスで
モンサンミッシェルに行きました。

途中、休憩で立ち寄った高速のパーキングでは、
温かいトマトジュースの自販機が!
(パーキングの名前はわかりません。)


体の芯から温まる。 1.2€だったかな?

あちこちのパーキングで、
設置されているそうなので、
もし見つけた際は、おすすめです。

温かくて、とても美味しかったです!

あと、モンサンミッシェルの
お土産として有名な
プラールおばさんのクッキーも、
現地で買うよりパーキングのほうが
安く買えます。
(日本で買えない種類の。)

やっぱモンサンミッシェル現地の
お値段は、観光地価格ではある・・・。
そのぶん、種類は豊富すぎたけど!


種類、豊富!


冬のモンサンミッシェルですが、
雪の降らない香川暮らしの私でも、
特に寒すぎることもなかったです!

最後までお読みいただき
ありがとうございました。











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