光る鹿【140字】
王が不在な国に生まれた鹿たちは、伝説の鹿を探すため旅立った。
河を渡り、谷を越え、熱風にたえきれず脱落するものもいる。
しかし7頭の鹿たちは、目的の地に着いた。
その時、伝説の光る鹿たちが翔るのを見た。
それは、湖に映った自分たちの姿だった。
自分たちそれぞれのなかに、王は宿っていたのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
王が不在な国に生まれた鹿たちは、伝説の鹿を探すため旅立った。
河を渡り、谷を越え、熱風にたえきれず脱落するものもいる。
しかし7頭の鹿たちは、目的の地に着いた。
その時、伝説の光る鹿たちが翔るのを見た。
それは、湖に映った自分たちの姿だった。
自分たちそれぞれのなかに、王は宿っていたのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?