【お仕事小説】晴は疑問符抱えてる[1]何を信じればいいのか、わかりません
クレジットカードが、止められた。
朝。
「緊急のご連絡」
大崎晴は、布団の中で一通のメールを見つめていた。
送り主は、クレジットカード会社。
いつもの利用料金のお知らせだ、と思っていたら違った。
「不正利用の疑いがあるため、お客様のクレジットカードを一時停止しております」
どういうこと?
ピピピ、ピピピ…
セットしていたアラームが鳴る。
とりあえず、起きないと。
迷惑メールだろうか。でも、本当のような気もするし、嘘のような気もする。
どっちなんだ?
す