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「ケーキあるよ!」

今日もお疲れ様です。
3連休なんですね…知りませんでした😝😝
私は仕事です💦お昼は暑かったです💦


小学生だった頃の私は特にお菓子を食べる子供ではなかった。
逆に父はお菓子が大好きな人だったので冷蔵庫には何かしら甘い物が冷やしてあった。
昔だから今みたいにオシャレな物ではない。
プリンにゼリー、ヨーグルト、たまに水ようかんやチョコレート等。


父はよく私に声をかける。

「冷蔵庫にケーキ🍰があるから食べな!」

ケーキ!!ケーキですとぉ!!🍰🍰🍰🍰


滅多にお菓子を食べない私だがケーキは別格。
凄く興奮して冷蔵庫を開ける。

キョロキョロ見渡すがケーキ🍰なんかどこにも無い。

冷蔵庫のドアを閉めながら
「お父さん、ケーキなんか無いじゃん!!」

と言うのだが父はTVを見ながら

「あるよ、いっぱい買ったんだから食べな〜!」と言うのだ。

私の見間違いかと思いもう一度冷蔵庫を開けてみるのだがやっぱり無い。

無いじゃん…💦とドアを閉めながらブツブツ文句を言ってたら会話を聞いていた母が私に衝撃的な一言。

「お父さんのケーキはアイスの事よ!」


ケーキはアイス?🍦


はぁ~?

と思い冷凍庫を開けると
あるわあるわ

山ほどのホームランバーのバニラ味。

…………………………いや、ケーキちゃうやん…

言い方、紛らわしい…💦💦


私は父に
「お父さん、ケーキじゃなくてアイスって言ってよ!変に期待するから!」
と言うのだが父は

「ケーキ🍰だろ?」と言って聞かない。

このやり取りを本当に何度繰り返したか分からない💧

父は私に言われた所で言い方を変えるつもりはなかったようだ。
アイスケーキという言い方もあるから間違いではないのだろうけれど、父はずっと
「ケーキ🍰」なのだ。
ちなみに本当の「ケーキ🍰」も「ケーキ🍰」だから訳が分からなくなる。

父の言うアイスもケーキだ。

「ケーキあるよ🍰」と言われたら
小学生なら尚更、頭の中で誕生日ケーキみたいな丸いケーキを思い浮かべたり、ショートケーキを想像してしまう。
私自身、ケーキはアイスでは無いと思っている為
どうしてもイチゴがのったケーキやチョコレートケーキがあると期待してしまう。

「ケーキあるよ🍰」
この一言が毎回私を一瞬わくわくさせる。
で、冷蔵庫を開けてケーキが無いと目で理解した時点でアイスの事を言っていたんだと分かり裏切られた気持ちになる💧

言い方、本当に紛らわしい……💦💦


何度もやり取りをして理解しているはずなのに
何年経っても私の脳内は
ケーキがアイスに変換されない。
ケーキはケーキ、アイスはアイスなのだ。


だから父の
「ケーキあるよ🍰」の言葉に
毎回「ケーキ!🍰」と思い何秒かニヤッとしてしまうのだが、すぐに違う違う、アイスだったと思いなおす自分がいる。


何十年経っても慣れない自分💦


父「ケーキあるよ🍰」


私「はいはい、ケーキ(アイス)ね!」


いつになったら思えるだろうか……😞




言い方、本当に紛らわしい💦💦💦










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