自分の歯なのに知らない事が多過ぎた
今日もお疲れ様です。
皆様は今、自分の歯が何本あるかすぐに答えられますか?
私は答えられませんでした。
28 本あると言われたのですが
そのうちの下の奥歯2本、左右同じ場所が今だに乳歯のままです。
1番奥の上の歯1本は神経がありませんでした。
半年に1度の歯のクリーニングで
かかりつけの歯医者で衝撃的な事を言われました。
「いずれは乳歯の2本、インプラントにする事も視野に入れておいて下さい!」
インプラント???
何、それ???
その場では「はい。」と、とりあえず返事はしたもののインプラントの知識すら全く無い私はそれがどんな物なのか、何故先生がそんな事を言ったのか分からなかった。
自宅に戻りネットで調べる。
高い……ピンキリではあるが高い……
1本50万〜70万!!☓2本!!
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理
無理ーーーーーーーーーーー!!😭😭😭😭
頭がクラクラしてきた。😵💫😵💫😵💫
どうする、私…💦💦
その前にインプラントの事を理解しないと先の事も考えられない。
歯医者の先生は「今すぐ」とは言ってない。
「いずれは」と言った。
じゃあ、インプラントの事を調べる所から始めようじゃないか!
ネット難民になりそうで
調べれば調べる程情報が頭の中をグルグル回り
訳が分からなくなる。
私、頭悪いからね……💦💦
どうしたものかと無い頭で考えて、考え過ぎると違うことがしたくなるのは何でだ…?
リビングのテーブルの下に3日分放置したままになっている新聞や折込チラシを片付けようとした。
その時だった。
新聞に入っている折込チラシに
【インプラントの説明会】を発見!!😳😳😳
でも、開催地は限られる。
恐る恐る見てみると奇跡が起きる!!
自宅から近い場所でのセミナー開催。
すぐにネット予約した。
セミナー当日。
インプラントについてのセミナーに来ている人は少なかった。
でも、そのせいかゆっくり説明を聞く事ができた。
値段はやはり事前に調べた通りの相場。
やっぱりキツイな……💦💦
アンケートに記入をしている時に説明していた綺麗なお姉さんが声をかけてきてくれた。
「今通っている歯医者はインプラントの実績豊富な先生ですか?」
…………………………?
答えられなかった。
そこまで調べてもいないし、家から通いやすいってだけでそこに行っているだけだから…
「いや、分からないです。」
インプラントの手術が出来る設備がある歯医者。
インプラントの手術の実績がある歯医者。
そんな歯医者どうやったら調べられるの?
悩んでいた時に主催の方から1言。
セミナーに参加した人で希望すれば、自分の歯が今どんな状態なのかインプラントの実績のある歯医者を紹介して診てもらえると言うではないか!
これは…
これは…
滅多にないチャンスです!?😅😅😅
ラッキーな事に予約する事が出来ました😌😌😌
で、ワクワクしながら当日まで過ごしました。
だって凄くないですか?
歯医者行く→インプラントと言われる→落ち込む→悩む→次の日折込チラシ見つける→セミナー予約する→セミナー参加する→インプラントの実績のある歯医者に予約が出来る🥳🥳
引き寄せの法則みたいやん…………😄😄😄
それくらい今の私に必要なのは歯の知識だったから運よく引き寄せられたんだと思う。
自分の歯の事をきちんと知りなさいって事。
当日。
早目に自宅を出発。
到着してまず問診。
次に歯の写真撮影。
これが予想を遥かに超えて痛みと闘う羽目になる。
小柄なせいか一応体に合わせた頭の大きさ+口の大きさになっている為、口が余り開かないのだ。
フックみたいな器具を唇をこじ開けて入れられて引っ掛けたら思い切り口を「イー」の形にして左右に引っ張られる…
もう…
痛いのなんのって……😭😭😭
左右に引っ張る器具が大きい為に口になかなか入らないし、引っ張っても引っ張っても奥まで見えないから写真が撮れない。
「口が小さいのでこの器具じゃ入らないから小さいの持って来ます。」
で、また最初からやりなおし。
自分の歯の事だからしかたないけど
こんなに痛い思いをしたのは……実は2度目。
中学生の時に体育館で受けた集団の歯の検診。
私は歯の色がグレーかがっている為すぐさまステージに上るように言われる。
意味が分からずステージに上がり待っていたら
同じような歯の色をしているクラスメイトも上がって来た。
で、順番に座らされ器具をいきなり口に入れられ左右に引っ張られて何枚も写真を撮られた。
何故写真を撮るのかの説明なんて一切無し!
左右に引っ張られた唇は裂けるかと思うくらい痛かったのはよく覚えている。
あの時撮られた写真はどうなっているのか?
もしかして何かの資料にされたのかどうかは
今も謎のままだ。
学校の保健室の前の掲示板みたいな場所に張り出されているのではないか?と心配になる。
『こんな歯の色になっていませんか?』的な歯の写真が自分の承諾もなく記載されているポスターになってない事を願うばかりだ。
だから私は説明をしてくれない歯医者は嫌いだし信用できない。
不信感満載のまま大人になってしまった痛い人なのかもしれない。
今回も残念ながら何度も口に器具を入れられ引っ張られて、左右の歯茎は痛いし、唇下の歯茎は口内炎が出来て2週間以上治らなかった。
でも、今回は仕方ない…
自分で決めて歯医者に来たんだから…
口が小さい事にしておこう…………(笑)
次にやっと自分の歯の写真とご対面する事が出来た時に随分前に書いた「歯の色」の話を思い出した。
昔、歯医者で言われた
乳歯がまだ2本左右対称の場所にある事。
歯茎に永久歯が埋まっている事。
この2点。
乳歯は白かったのに新しく生えてきた永久歯はグレーかがっている色の事。
好きな人にタバコ吸ってるって言われて悲しかった事。(吸ってないからなーーーー!!😡😡)
しかし、今回自分の歯を診てもらい新事実が分かってしまったのだ!!
まず、乳歯2本は間違いなく乳歯のまま。
歯茎の中にある白い物は歯ではなく、よく歯を噛み締める人に現れる症状らしい。
小さい頃我慢した時によく歯を噛み締めていなかった?と聞かれて当てはまりすぎて何も言えず…
(永久歯と言われていた何十年は何だったんだろう…)
喘息の薬のせいで永久歯が生えなかったのでは無く、乳歯の下に元々永久歯は無く、最初から乳歯のみしか生えない欠損じゃないかとの見解。
『先天性欠如歯』と言うらしい……
知らない事ばっかりだよ…💦💦💦
歯の色については昔、親が私がお腹にいる時に抗生剤を飲んだのが原因と言われたが
今回は私が3歳から飲んでいた喘息の薬の影響が強いと言われた。
「ホワイトニングした所で歯の色は変わらないの分かっているよね?」
と言われたので頷いたけど、ホワイトニングしても私の歯は白くならない現実を思い知らされて何だか悲しくなった………
乳歯の治療法も今では考えられない、あり得ない方法で治療をしていたのがレントゲンで判明し、また複雑な気分になった。
昔って、どんな歯の治療してたんだ?
自分の歯なのに何も教えてもらえず、治療を先生に任せていた昔の時代。
先生にどんな治療するんですか?なんて
当時は誰も聞いてなかったもんな〜って写真見ながら思った。
現在はほとんどの歯医者の先生は治療法をきちんと説明してくれるように思う。
結果、乳歯2本、奥歯1本と、インプラントにした方がいい歯が3本に増えて金額を聞いてうなだれてしまった。
どうしたらいいんだろう…💦💦
すぐには決められず(こう見えて?優柔不断💧)
そんな大金を出す勇気もなく(小銭持ち💧)
保留という形を取り、慣れない診察で少し疲れた体を引きずりながら電車に乗り込んだ。
電車に揺られながら
子供がまだ幼い時から歯を磨くために押さえつけて歯磨きをしていた事を思い出した。
虫歯にならないように…
私みたいな歯の色になりませんように…
泣き叫ぶ子供に構わす磨き続けた。
それを見た母は
「可哀想だからやめてあげて」とか
「そこまでしなくても……」と私に言っていた。
でも私はやめなかった。
最後には「鬼だ!!」とまで言われた。
でも私は子供が自分できちんと磨ける時まで
押さえつけて磨いていた。
そのせいか
子供は虫歯は1本もなく
歯の色も白く
歯磨きが好きだと言ってくれる。
歯医者にも定期的に通っている。
「母さん、押さえつけて歯磨きしてくれてありがとうね。あの時は嫌だったけど今は感謝してる。」
そう言ってくれた事で
救われた気がした……
だから…
これからは自分の歯の事を
真剣に考えようと思う……………………