人脈ってチートみたいなもんで、本質ではないって話。
こんばんは。久々に書きます。40も超えてくると若いビジネスパーソンからグチ聞いたり、相談されたり、いろんな話が舞い込んできます。
今日は「その人の強みってなんなの」って聞いたときに、「人脈」って返答があって、「お、おう」ってなった話です。
別の会社で働いている後輩から、これこれこういう人(営業)がいるんですど、どう接して行けば良いか、的な相談をされたのです。(これこれこういう人っていう部分の詳細は述べませんが。)
色々聞いた後、結局その人の強みってなんなの?って聞いたら、人脈だって言うんですよ。
で、どうやらそれだけで入社してきたらしい。
お、おう。
そうか。
で、どうやら、その人脈とやらも生かせてないらしいんです。
そのときに返した言葉がこんな感じでした。
「(震えながら)じ、人脈って、顧問とかになって、おじいちゃんの余生で、お小遣いもらうためのやつちゃうん、、、。
じ、人脈って、その人のそれまでの仕事の縮図だし、目の前のことをやり続けるからいかされるんであってさ、そこだけが頼りって、、、。
なんもないのと一緒やん・・・。
そもそも、人脈なんかなくても、どう売るかの戦略があって、それを粛々とやる中で、チートとして人脈使うんでしょ。」
だいたいこんな意味合いだった。
でも、自分もよく言われるんですよ。「人脈ありますよね」って。それはそれで嬉しいことなのですが、別にそれに頼って仕事してないっす。
はたから見てると、それだけで仕事してるように見えるのかな。
んなわけないやろ。
(かまいたちの、大阪中の雇用が、ないわけないやろ、のノリで)
あと、よくツイッターとかビジネス系のうさんさいやつとか、交流会とかで人脈つくりにいきます!的なやつありますよね?あれ。すげえ嫌い。
人脈ってつくりにいくもんじゃないっすよ。
私の定義では、人脈ってのは、自分のやってきた仕事の積み重ねだと思ってます。作っていくものではない。(もちろん新規開拓で、名刺交換しにいくとかを否定しているわけではありません。)
人脈ってのは作っていくのではなく、後からついてくるものなのです。
仕事の結果です。
いい仕事すれば、リピートがくるし、会社変わっても、声がかかる。それは仕事で信頼されてるからであって、何もしてないのに、ただ名刺交換しただけで、それが人脈なわけないと思います。もちろん取引に至らなくても情報交換したり、誰かを紹介したり、飲みに行ったりして仲良くなることはあります。それもそういう行為に対して、行動に対しての積み重ねの結果であって、地道に人間関係を構築したからついてくるもんです。
交流会で繋がったくらいで、また、何かの商談でキーパーソンの隣にいたくらいなの、私、あの人知ってる〜的なこと、豪語しちゃう人いるんですけど、多分相手はそう思ってない。
(実際そういう人いる。そしてすぐバレる。)
そういうの、情報通の飲み屋(スナック)のおばちゃんっていうんです。
まとめますと。
ちゃんと戦略考えてたら、人脈なんか使わずにちゃんと売れるから。
むしろそこに頼っちゃダメ。属人化するよ。(立ち上げ期とかならまだいいのかもしれんけど)
本日は以上です。