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すずめの戸締まり、日本人に響く物語だった
この映画の根底は、3.11東北大震災とその後現在も続いている地震。
この感覚は、特に日本人に強くもの響くでしょう。
ようやく劇場で見ました。
11/11公開だから3日遅れです。
朝一なのに観客も多く、人気のほどが伺えます。
シネコンでの一日の上映回数が半端ないのも、かつてない興行成績を予感させます。
中味は濃すぎました。
初見の人は2時間では紹介できないでしょう。
私は小説版を読んでいたので、「ふーん、映像にするとこうなんだね」と脳内イメージを置き換えながら見ていました。
次見るときは、作画の美しさなどもっと純粋に楽しめる気がします。
テーマは、やはり3.11。
津波の押し寄せたあとの燃え続けている原描写が重くて、なぜか戦争映画「火垂るの墓」を思い出すような喪失感でした。
日本人なら共感できる描写でした。
このあたりトラウマの人には厳しいでしょう。
最近も大きな地震が続いているので、タイミングによっては見るのがきつい人もいると思います。時期が違えば私もつらかった。
時間が過ぎて草木が生えている風景に作中でも、「これがきれい?」と問いかける台詞に胸が痛みました。
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最後は、感動的な楽曲に涙なみだ..でした。
歌詞はあまり頭に入りませんでしたが、曲は壮大な広がりです。
見るたびに、新しい発見がある映画です。
次も劇場で見たいし、落ち着いて家でも見られるようになってほしい。
初鑑賞の感想でした。
追記:後日あらためて見たときの鑑賞も書きました。
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