風のブーケ [ 歌綴り 18 ]
柔らかな風 髪を撫でて行く
まるで 貴方の その手の様に
今 此処に こうして2人
居られるだけで 嬉しくて
貴方と逢えた この奇跡は
薬指の宝石(いし)の様に
輝く
晴れ渡る空の下で
変わらない愛を誓うの
今日と言う 特別な日から
貴方だけのものになる
永遠に
繰り返される 季節の色も 【I just wanna be with you】
止まる事の無い 月日の流れも 【Say you love me forever】
2人で 何時も 感じながら
同じ道を 歩いて行く
例え 躓いた時にでも
決して この腕を 放しはしないで
どんな強い風の中も
2人なら 進んで行ける
やがて 老いて行く日々でさえ
愛しいと想えるから
今日からは
運命のキスを交わし
誓いは 永久に 守られる
祝福の鐘が響けば
風は 花弁を降らす
晴れ渡る空の下で
変わらない愛を誓うの
今日と言う 特別な日から
貴方だけのものになる
もう 二度と この手は
離れられなくなる
一つに重なる
永遠に
2003年 release 4thアルバム 『Colours』収録
2003年 release 5th アルバム 『ColorsⅡ』収録
歌うたいの 詩綴り
このテキストは シリーズとして
主に これまでバンド時代に書いてきた歌詞や詩たちを
文字にして綴って行こうというモノです。
2000年〜2004年までの4年間
vocalのあたしと bass他全般担当の相方 若菜くんの2人で
主に 池袋や渋谷や新宿でのストリートライブを中心に活動していたバンド、
Kiss With My Song (通称 キスウィズ)
オリジナル曲は SoulやRockをrootsとしたPopsで
全ての作品たちの作詩を あたしが担当して来ました。
その歌詞たちを 一編の詩として
少しずつ 綴って行こうと思います。
実は この曲、元々はキスウィズ結成前に 相方の若菜君が活動していたバンドで演奏されていた曲だったのを
とても良い曲だった為 是非キスウィズでリメイクしよう、と言う事になり
あたしが新たに歌詞を書き下ろし コーラスワーク等も改めて生まれ変わらせた曲でした。
割と早い段階からフルバンド編成のライブなどでは演奏していながらも なかなか音源にする機会がなかった曲でしたが
初めて生バンでレコーディングをする事になった「colors」と言うアルバムに納めるのにピッタリなイメージでは 言うことで
更に手直しを入れつつRECをし ようやく発表に至った 歴史あり!的な曲。
生バンRECアルバム と言うコンセプトにより
サポートをお願いした皆さんの御陰で かなりの壮大かつrockなナンバーに仕上がり
仮歌を歌いながら既にテンションMAXだった思い出があります。
ちょうど 歌詞を書き下ろした時期が 秋の爽やかで ちょっと切ない青空の時期だったのと
結婚式の多い時期だった事もあり
どストレートなラブソングにしよう!と思い
こう言った仕上がりになりました。