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週6日、手話を練習する

こんにちは。Maemichiです。前回「ちょっとニッチな児童文学」で『透明な耳。』を紹介させていただきました。
詳しくはこちらです。

その中で、「週に6日、聴覚障がいをもっている人から手話を習っている」とい話に触れました。そこで今回はどんなふうに手話を教えてもらっているのかnoteでシェアしていきたいと思います。

①手話をする時間 

 毎日夜の8時45分〜9時までの15分間です。毎日少しずつ練習していきます。木曜日は定休日です。

②練習内容と方法

 オンラインで練習しています。メンバーの一人がLINEビデオをスタートして、時間になったら各自でLINEに接続します。
 メンバーは10人です。30代〜70代まで幅広くいます。そのうち4人は聴覚障がいを持っている人です。
練習内容は4〜5行の文を用意して、LINEで画像を共有しておきます。それを手話者(聴障者)が手話していくので、聴障者の手話の動きに合わせて手話していきます。
 手話をしているときに、手の動きに合わせて大きく口を開けながら文章を読んでいくのがポイントです。目で見て、声に出して、それを聴きながら動きと言葉を覚えていけます。通常手話をするときにも手話に合わせて口パクするので、その練習も兼ねています。脳が絶賛フル回転。

 私はマイクをオンにして他のメンバーにも私の声が聞こえるようにしています。そうしておけば、文章のどこを手話しているのか他のベンバーにも分かりやすくなるからです。いつの間にか自然にそんな役割ができていました。

 10分の間に同じ文章を3回練習します。そして最後に5つ単語のテストをします。聴障者が小さなホワイトボードに単語を5つ書いて見せてくれ、一つひとつ指差していくので、指さされた単語を手話します。先ほど練習した文章の中から出される問題なので難なくクリアできます。そして褒められます。褒められるのは気持ちいい。 

 そんな方法で手話を始めてからおよそ1年5ヶ月。継続して手話の練習をすることができています。毎日時間を決めて、誰かと手話ができることが楽しい。ちょっとしたことでもできるようになるのが嬉しい。

 正直最初はあまり乗り気ではなかったけど、続けていけばカタツムリ並みの速さでも上達しています。今では少しだけど聴障者とも手話でコミュニケーションできるようになりました。聴障者のメンバーも手話でコミュニケーションすると嬉しそうに話して(手話して)くれます。もう少しスムーズに会話(手話)できるように、今後もメンバーたちと練習していこうと思います。
 

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