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詩というには憚れるものの『忸怩たる思い』

(約200字)


がっかりしました
図々しく

受賞コメントをと
文字を読んで

すっかり一人だけの餞と
勘違いをして

そうか
二番目から四番目か

五輪で
金メダルを望むアスリートの気持ちを

初めて知った

書くことで
二番目が悔しくて

三番目も
四番目も悔しくて


今日から始まりの合図を
もう一度聞いたようで


餞を感謝しながら

これでスタート地点に立ったんだって

悔しいから

もっと もっと

書かなきゃいけない


忸怩たる思い


きっと私じゃなかったら


もっと 心浮き立つ出来事だったろう


あまりにも 書くことに


貪欲で不細工な心を知る


奇跡をまだ起こしたい









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