気球みたいな乗り物
(約900字)
真夜中に出かけた。
トイレットペーパーが切れてて。
妹に言えば「はい、どうぞ」って呆れ顔で、
フルーツの香りがついたペーパーをひと袋
くれたと思う。
電動自転車を走らせて、20分ちかく時間がかかる24時間営業の大手スーパーへ。
途中で空のペットボトルをコンビニの回収機に吸い込んでもらい、コンビニ入り口で、
noteのスキを知らせるメールが届いた。
夜空には完全な円じゃない月と
所々に小さな星があって、
メールで呼ばれたnoteの主を開けば美しい言葉が並んでて。
この人は、ロールス・ロイスに乗っているみたいな方だな、って思って空を見上げた。
日本に住んでいても。
この空は繋がっているけれど、私みたいに真夜中にトイレットペーパーを買うような失態をするような生活はしてないだろうと。
こんな時間に同じ夜空を眺めていることもないだろうと。
私の乗り物はユラユラしているのかも。
私の希望に、気球に乗ることも一つある。
私のnoteは、どう考えてもロールス・ロイスとか、ベンツとか、そういう高級車じゃない。
記事主は、穏やかな空気と、たおやかさを感じる言葉を使って文章を書いていた。
私のは、なんだか、やさぐれた感じの文章もあり、人から嫌がられる表現もある。
乗り心地のあまり良くない、
強風に煽られる危険をはらんだ、
落ちたら命すら助からないんじゃないか‥という空の上。
そりゃあ、みんな、
高級車に乗りたいだろうね。
そんなことを考えて、フォロワーさんが気の毒になって、夜空のした、涙が出そうになった。
11月29日、スタエフの配信でmumuさんが
話していました。
「共感は、全世界の人間を親族にする」
ーシェイクスピアの言葉ー
本音を話す人は、否定する人と思われてしまう。
グサっと胸に刺さりました。
そうかぁ、だからスキをもらいにくいのね!
私はひとの言うことは素直に聞けます。
子どもだから。
忘れないうちは、賢い子ども。
本音をぽろりと吐いてしまう。
結構、これでも我慢してるつもりなんです。
それで、妹や弟や友達から嗜められる。
たまに、年上の方の言うことに反発することがあるから日本社会には不適合者かもしれません。
グローバルな視野で、ちび蔵を見守ってくださると助かります。
結局、お願いでした。